アメリカ版食べログがオープンデータとの連携を拡大

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Yukiko Matsuoka

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 アメリカ版食べログとも呼ばれる人気クチコミサイト「Yelp(イェルプ)」は、地方政府が有する飲食店の衛生検査データとサイトのレストラン情報との連携を進めている。

衛生検査データのためのオープンデータ基準を策定

Yelpは、2012年、各地域の衛生管理機関が飲食店に実施した衛生検査データをYelpのレストラン情報に統合することを目指し、サンフランシスコ市・ニューヨーク市と提携。

この提携に基づき、非営利組織「コード・フォー・アメリカ」は、地方政府が衛生管理データをYelpで公開するためのオープンデータ標準(LIVES)を開発した。

すでに、サンフランシスコ市のほか、ノースカロライナ州ウェイク郡が、LIVESに基づきデータを提供。Yelpでは、これらの地域のレストランを対象に、「Health Score」という名称で衛生検査データを掲載している。

消費者の利便性に合わせたオープンデータの提供へ

衛生検査データは、消費者がレストランの衛生環境や食の安全性を確認する上で参考になるが、たとえ地方政府などの公式ウェブサイトでデータが公開されていても、消費者にとって身近なものではないのが現状だ。

一方、米国では、日本と同様、Yelpのようなクチコミサイトが大きな影響力を持ち、事前にサイトでの評価を確認してから来店する消費者も少なくない。

消費者に身近な情報プラットフォームと衛生検査データを連携させることで衛生面で安全な飲食店が見つけやすくなれば、消費者の利便性のみならず、外食産業の透明性も高まり、産業全体の発展にもつながるであろう。

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