生活保護受給者は必読!! 16年間無一文で生きてきたドイツ人女性「お金なしで生きるなんてホントは簡単」

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Living Without Money

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人はお金を使わずに生きていけるのか?これを実に16年間も実践している女性がドイツにいる。現在69歳のハイデマリー・シュバルマーさん。彼女の特殊な生き様は、日本でも書籍(「食費はただ、家賃も0円!お金なしで生きるなんてホントは簡単」)になって収められている。

幼少時は家業の浮き沈みに翻弄された生活を送った。その頃からお金に頼らない生活ができないだろうかと考えていたという。成人して教師やサイコセラピストという職を持ったが、一方でドイツで初めて労働の対価を必需品で支払う運動を始めた。そのうちに、一年間だけ試験的に無一文生活をしてみようと思い立った。価値観の大きな転換と、キャッシュレス生活への自信を持ち、これまで16年間続いたのだという。

Living Without Money

彼女の生活には自分で決めたいくつかのルールがある。

宿泊場所を提供してくれる友達や支援者の家には一週間以上は泊らない。講演などで得るわずかな収入は、電車賃を補う分があれば十分。

旅から旅への生活は、普通のリタイア生活とは異なるが楽しいと語る。どこへ移動するのもスーツケースひとつで、季節の洋服は古着を必要なだけ寄付してもらう

自分はホームレスとは違う、という。確かにマーケットでまだ食べられるのに捨てられる食材をもらったりはするが、招待されて人の家に泊るホームレスはいないはずだ、と。自分の考えや実践を社会に広げる運動をしているのだとも語った。協力者たちに配るステッカーには、Gibb & Nimm(Give and Take)の文字がある。

一度の結婚と離婚の後は、一人身を通している。娘と孫には数カ月に一度会うだけだが、暖かく迎えてくれるという。

豊かな精神生活は、家や財産がなくても送れるというサンプルだが、気軽に真似をするにはハードルが若干高すぎるかもしれない。

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