役員に女性がいる企業は業績が26%も高いことが判明 クレディスイス発表

Text by

  • 30
shutterstock

shutterstock

クレディスイスが発表した最近の調査結果から、役員会に男女が混在する企業は、同等規模の全員が男性役員の企業に比べて26%も業績が上回ることが判明した。

着目したのは過去6年間の株価パフォーマンスの推移。これはリーマンショックを経て、マクロ経済が悪化を辿る期間とほぼ一致する。比較的経済が堅調に推移していた期間には、役員会での女性の有無による大きな差は見られなかった。このことから考察されるのは、役員会に少なくとも一人女性がいる企業は防御的な傾向があること。危機の時代にはその特徴を如何なく発揮して株価は注意深く推移し、相対的に株主資本利益率が高くなることが判った。

しかしながら女性がビジネス界で出世していくためには、まだ数多くのハードルが存在する。アメリカの金融業界を例に取れば、労働者の半数は女性であるのに対し、チーフ・エグゼクティブは3%にも満たない。アメリカ企業の36%は、女性を役員として採用していない。さらに言えば、昇りつめた女性のCEOが得る報酬は男性CEOの70%に満たない。

女性の役職者がバランスよく存在し、かつフェアな利益の分配を得るまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。

Posted: |Updated:

Text by

注目の記事

前の記事を見る

次の記事を見る

Ranking