【テレビの弊害】肥満児を減らすには、運動よりもテレビの視聴時間を減らす方が効果的と判明 豪大調査

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子供の肥満が気になるなら、テレビやパソコンの前に座っている時間を短くする必要があるようだ。スクリーンタイムを減らすことが、運動よりもむしろ肥満の減少に寄与すると、南オーストラリア大学の研究チームが、調査の結果を明らかにした。

調査は9歳から16歳の子供たち2200人を対象に、24時間の観察を行って、彼らがどれくらの時間を画面の前で過ごすのか、さらに各々の身体的活動レベルを調べたもの。それによると、彼らは起きている時間の実に4分の一を画面の前で過ごしていると判明した。肥満率との関連も明らかとなった。長時間を画面の前で過ごし運動量が少ないグループは、真逆のパターンの2.5倍も肥満率が高く、前者は全体の10.7%、後者は4.3%であった。

今回の調査は、何が肥満を抑制する要因になるか、の議論に一石を投じた形となった。というのも、これまで子供のスクリーンタイムに注目した肥満研究はほとんどされてこなかったためである。

「スクリーンタイムの長い子供が肥満になる確率は高い。そうでない子供が、非活動的という理由で肥満になる率よりもずっと」と語るのは調査を担当したキャロル・マー博士。ただし肥満の子供にとって、テレビやパソコンの制限と運動は、どちらを選ぶのも辛いだろう。ベストはもちろん、両方選択することなのだが…。

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