【恐怖】北極の氷は4年以内に完全融解すると、専門家が予言

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Flickr_robyenroute

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地球温暖化は、多くの人間が肌で実感している紛れもない事実である。この流れを止めるためには、CO2排出量を削減する以上に、ジオエンジニアリングと呼ばれる人工的に地球環境を改造する技術を推し進めることを、直ちに検討し始める時期にきているらしい。長年北極海の氷を研究しているケンブリッジ大のPeter Wadhams教授が、警告を発した。

北極海の氷は長年、夏に解け、冬にまた結氷を繰り返してきた。これまでの氷の最少記録は2007年の417万平方キロだが、今年の夏はそれをさらに50万平方キロ下回るとされる。これまで、北極海が無氷状態となるのに50年程度かかると予測されていたが、彼は2016年までにその事態が起こり得ると発表した。

北極海の氷の面積が減ることは、地球全体に及ぼす影響が非常に大きい。多くの世界の気候パターンの変化は、元をただせば北極の氷が減少したためとも言われている。また永久凍土に封印されていたメタンガスが大量に放出されれば、そのことが温室効果となり、さらに地球の体温を上げていく。いわば負のスパイラルだ。

氷の全融解の唯一の利点は、北極圏へのアクセスが容易となり、かの地に眠る天然資源の輸送が増加する可能性である。だがこれと地球の未来を天秤に掛けた場合、どちらを重要視すべきかは火を見るより明らかだ。一人ひとりができることは小さいが、危機感を持って、地球の寿命を長らえる努力をしていきたい。

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