転職を考えている人へ 有力ヘッドハンターが指南する6つのタイミングとは

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転職すべきか、留まるべきか。大きな決断を前にして眠れぬ朝を迎える人たちへ、10年以上も欧米地区でヘッドハンターとしてのキャリアを持つJorg Stegemann氏が、見極めるべき6つのタイミングを説いている。

1.どの仕事の段階にいるのかを知る。仕事には7つの段階がある。①ハネムーン期②現実を知る③コツをつかむ④仕事に慣れ、結果を出す⑤ふと疑問を持つ⑥意欲喪失期⑦燃え尽きる。あなたは現在、どの段階にいるだろうか?⑥の段階まで待ってはいけない。④か⑤であれば、惜しまれて職場を去ることができるだろう。会社に着く前にすでに疲れを感じたり、ささいなことに腹が立つようなら、黄色信号が灯っている。

2.変化は成長を促すと知る。仕事を精力的にこなすサイクルは通常3年から5年と言われる。それより長いとポテンシャルも野心も失速する。同じ会社に留まるのなら、部署変えなどで仕事内容を変えることを勧める。また15年以上同じ会社で働くことは、雇用市場で“他では通用しない”とみなされる危険がある。

3.上司から冷遇されていると気付く。直属上司の態度の変化は、リストラ対象なのかどうかのリトマス紙。ささいなことで注意を受けたり、プロジェクトに任命されなくなった時は、自らをまず振り返ってみよう。上司自身の個人的な問題が作用しているケースもあるので、信頼できる同僚に相談し、早期に自身で改善できる点を知ること。最悪の事態が起こる前に、備えておくことは大切だ。

4.業界内で人の動きがある。能力ある人間はいち早く動くことが知られている。それはいずれあなたの会社をも動かす兆候かもしれない。注意深く観察し、自らが動くべき時を見極めよう。

5.業績が落ちてきた(もしくは利益が存在しない)。会社によって毎年人事考課を課されるように、自分も会社や上司を冷静に分析してみる。給料や家賃の支払いに問題は出ていないか?新商品の将来性は?上司は成長を支援してくれているか?

6.向上心を刺激されない。作家ダニエル・ピンク氏は、著書の中で「真の動機は自主性、精通した知識、それと目的によってもたらされる」と述べた。現在の仕事を振り返り、中長期的なビジョンでの目的があるか?満足のいく仕事ができているか?それとも仕事だからと割り切ってこなしているのか?すでに行き止まりにきていると感じるなら、新たな道を探る時期なのかもしれない

これらは欧米人向けのアドバイスであり、日本の会社風土には合わない点もあることだろう。しかしながらこれまで多くの人間を成功する転職に導いた人間の言葉として、頭の片隅に置いておいてもよいかもしれない。

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