IKEAが10年以内に全ての自社ビルの電力を太陽光&風力発電で賄うと発表

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“エネルギーの自立”が叫ばれ始めた。企業がそれぞれ目標を定める中、IKEAは自社ビルで使用する電力を10年以内に全て自前で生成すると、この火曜日に発表した。屋上に太陽光パネルを設置し、風力発電の環境を整え、一方で店舗の白熱電球を全てLEDに変えて省エネを図るという。これより前に同社は店頭での電球販売を2016年までにLEDのみとすると発表した。2007年にはビニール袋を段階的に取り止め、2010年には白熱電球の販売を中止している。

エネルギーを自前で供給する動きはIKEAだけではない。アメリカ国内で太陽光発電量第1位の企業は小売業最大手のWalmart、以下コストコ、Kohl’sと続き、IKEAは第4位である。

素晴らしい取り組みに思えるが、この計画には落とし穴があるようだ。GreenBiz.comの編集責任者であるジョエル・マコーワー氏は、「小売業者が使用している全エネルギーの90%以上は、製作や配送を含む下請けチェーンに組み込まれている」と述べた。自社ビルだけケアしても足りない、と読み取れる。

エネルギーの自立は、気候変動への懸念もあるが、何よりも将来的なコスト上昇への備えであるとされる。企業が生き残るためエネルギーの取り組みは、今後のビジネス社会で勝敗を分ける要因になるだろうと、IKEAでは考えている。

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