週に3杯のシャンパンは認知症防止に効果がある:英大学研究

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Flickr_CLCsPics

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お酒好きなら祝杯を挙げたいところだ。週に3杯のシャンパンが、認知症防止の助けになるかもしれないというのだ。

英レディング大学の研究グループは、シャンパンに含まれる黒ブドウ由来の化合物、フェノール酸が脳の空間的記憶を補強すると突きとめた。実験はラットを使い、シャンパンを混ぜた餌を6週間与えた後、それらが迷路をどのように記憶するかを調査したもの。

シャンパンを与えたラットは、直前に通った餌の置いてあるルートを70パーセントが記憶していた。一方でシャンパンなしのラットは50パーセントの成功率に留まった。またそれぞれの脳を詳しく調査したところ、シャンパンを与えられたラットの脳は、短期記憶に重要な影響を持つタンパク質が、200パーセント増加していたことが明らかとなった。

ラットの6週間は人間の約3年に相当する。研究を主導したジェレミー・スペンサー生化学教授は「40代を迎えたら適度にシャンパンを消費することは、後の認知機能によい影響を及ぼす可能性が大きい」と語り、現在65歳以上の人間を対象に、3年間の実験に入っているという。

これに対し英アルツハイマー病協会は、「興味深い研究だが、まだ最初の研究結果が出たばかりであり、喜ぶのは早い。今後も多くの調査が必要」と慎重なコメントを発表した。

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