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2014年末の難民は5950万人と過去最高、日本にも327人の難民が!

アフリカ 貧困 子供

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帰郷できた難民は約12万人

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の発表によると、2014年末における世界の難民数が過去最高になったことが分かった。

紛争や災害などで居住地を離れたのは約5950万人で、2013年末より830万人増加し、戦後最高の数字となった一方、新たに帰郷できた人は約12万6800人で、過去最低だった。

ISISの活動が活発化する中東やアフリカ北部などで難民が増加する傾向にあるとのこと。

国別ではシリアがトップ

国別の上位10か国は次の通り(千人以下は切り捨てのため、合計は合わない)。

シリア:1159万人(国内:763万人、国外:388万人、その他:8万人、以下同じ)
コロンビア:640万人(604万人、36万人)
イラク:410万人(359万人、36万人、14万人)
コンゴ民主共和国:403万人(275万人、51万人、76万人)
アフガニスタン:370万人(80万人、259万人、30万人)
スーダン:290万人(219万人、66万人、4万人)
南スーダン:246万人(164万人、61万人、20万人)
ソマリア:230万人(113万人、110万人、6万人)
パキスタン:183万人(137万人、33万人、13万人)
中央アフリカ:149万人(43万人、41万人、64万人)

「その他」は、潜在的な難民や流動的な状態の難民など。また「Stateless(国籍不明)」が約353万人いる。国別ではないが、アフガニスタンとスーダンの間に入る人数だ。

トップのシリアは国内、国外ともに圧倒的に多い。1159万人は東京都の人口に匹敵する数だ。

以下、12位のウクライナ(約107万人)までが100万人超え、「Stateless」同様に、国ではないが「Various/unknown(不明)」が約57万人、15位のマリ(約42万人)で50万人を下回る。

33位のルワンダ(約10万人)までが10万人超え、40位のクロアチア(5万6318人)までが5万人超え、65位のトーゴ(1万1012人)までが1万人超えだ。

日本の難民は327人

どのように数えたのかは不明だが、日本は327人となっている。震災の避難民であれば、もっと多そうなものだが、どういった基準によるのだろうか。

その他、興味のありそうなところで、中国が25万8068人、ロシアが9万7300人、インドが2万7524人、アメリカが5191人、北朝鮮が1497人、韓国が766人だった

難民が10人未満の国も

10人未満の国や地域は24あった。

マーシャル諸島とモナコが9人、フィンランドが8人、アンドラが7人、カイマン諸島、マルタ、ツバルが6人、アイスランド、キリバス、パラオが5人、ルクセンブルグが3人、ブルネイとジブラルタルが2人。

さらにクック諸島、サンマリノ、バヌアツなどが1人、バミューダ諸島やリヒテンシュタインなどが「-」の表示だ。こうなると、その1人や2人の難民が、どんな人なのか気になるところだ。

UNHCR「グローバル・トレンズ2014:家を追われた人が過去最多6000万人に」

【参考記事】
世界の戦争避難民は3800万人、シリアの避難民数760万人は愛知県の人口以上(5月6日)

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