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トラブル相談が3年ぶりの1000件超え!アフィリエイトやドロップシッピングに注意喚起

ビジネスマン,悩み

123RF

2014年度に急増

アフィリエイトやドロップシッピング内職に関するトラブル相談が増加しつつあるため、消費者庁が注意喚起を行っている。

全国の消費生活センターなどに寄せられる相談件数は、2010年度の1530件から、2011年度は823件と約半分になったものの、2014年度に再び1175件と、1000件を超えた。

相談件数推移

消費者庁

また相談者の状況などに変化が見られるため、同庁も改めて注意喚起を行ったようだ。

アフィリエイトとは?

アフィリエイトやドロップシッピングは、インターネット上に構築したサイトなどを通じて、消費者が品物を購入したり、サービスを利用したりすると、一定の金額が仲介者に入る仕組み。

初期投資の費用が少なかったり、継続する手間が小さかったりすることから、気軽に始められることや、副業などで推奨されることがある。

ただし相談内容を見ると、登録料や教材、手数料などの名目で高額な費用を要求されたり、始めたものの事前に伝えられていたような収入が得られなかったり、業者からのサポートがなかったりと、結果的にお金を支払っただけに終わっている状況だ。

20代のクレジット・ローン利用が増加

相談者を年代別に分けると、2010年度は30代が30.8%、40代が24.8%、20代が22.4%と比較的中高年が多かったが、2014年度は20代が39.7%と増加し、30代、40代はいずれも20%未満に減少した。

相談者の年代割合

消費者庁

支払方法では、以前は現金支払いとクレジットやローンなどが半々だったのに対して、2014年度はクレジットやローンなどが82.9%となっている。

平均の被害金額は、100万円を超える高額な被害者が減っているため、約65万円から約41万円に減っている。

相変わらずの注意喚起

資料には4つの事例が掲載されている。簡単にまとめると次の通り。

・バイトの先輩から「いい話がある」と言われてオンラインゲームのアフィリエイトに参加、カードを作って20万円の登録料を支払い(20代男子学生)
・高校時代の友人に誘われて、アフィリエイトに参加、消費者金融からの借金50万円と貯金25万円で代金支払い(20代男子学生)
・ドロップシッピングのネット広告を見て申し込み、在庫の購入費用30万円をカード払い(20代家事手伝い、女性)
・バナー広告を見てアフィリエイトに申し込み、消費者金融から借金をして60万円を振り込み(20代給与生活者、男性)

「そんなのに引っかかるなよ」と思う人ばかりなら、こうした商法が、はびこることはないだろう。

相談件数が1175件と言うことは、その数倍、もしくは一桁上の被害者がいるに違いない。

同庁では「はっきりと断りましょう」「無理な契約は止めましょう」「簡単にお金は稼げません」「困ったら行政に相談を」など、相変わらずの注意喚起に留まっている。

勧誘自体が特定商取引法に違反している場合があり、虚偽の申告で借金させることは違法のはずだ。当該業者に、より厳しい摘発ができないものだろうか。

消費者庁「20代に増えている!アフィリエイトやドロップシッピング内職の相談-友人を紹介すると儲かる!?借金をさせてまで支払わせる事例も-」

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