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就職活動の面接解禁8月→6月に変更へ、説明会解禁の3月が変わらないのは?

面接官

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8月繰り下げに批判の声

日本経済団体連合会(経団連)が、来年に行われる就職活動のスケジュールを調整していることが分かった。

報道によると、面接などの選考を開始する時期を、今年は8月としていたものを、来年は6月にする方針。また説明会などの解禁である3月、内定解禁の10月は、そのまま据え置くとしている。

今年の就職活動スケジュールは、政府の要請を受けて、それまで4月だった選考開始を8月に繰り下げたものの、むしろ就職活動が長引くなど、大学生(大学)と企業の両方から批判が寄せられていた。

中小企業にしわ寄せが

内定解禁は10月だが、選考開始と同時に、内々定を出す大手企業も多く。中小企業は、その後に本格的な選考を始めるところが多い。

今年、選考(内々定)開始が8月と遅くなったことで、満足な採用ができなかったとする中小企業も少なくない。

状況は変わらないとの見方も

選考開始を6月に繰り上げるのは、夏休みや1学期末試験(概ね7月)の前とすることで、その後の勉強に集中してもらうためもあるようだ。

しかし内定解禁が10月と変わらないことや、公務員試験や教育実習などが5~6月に集中していることもあり、厳しいスケジュールに変わりはないとの見方もある。

説明会解禁3月が変わらない理由

報道によると、経団連は11月中にも解禁企業向けの指針を発表するとのこと。

説明会などの解禁である3月も調整して良さそうだが、読売新聞の記事によると、「会社説明会の解禁日は、すでに会場を押さえている企業も多いため、現在の3月から変えない予定」とある。

小手先のスケジュール調整ではあるが、経団連もギリギリの選択かもしれない。ただ振り回される企業や大学、そして肝心の大学3年生から悲鳴が聞こえてきそうだ。

【参考記事】
2016年度卒業生の約8割が就職活動終了、早くも2017年度卒業生の就職活動開始か(10月8日)

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