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どうなるツタヤ図書館、図書館流通センターがCCCとの関係解消へ

図書館

flickr_Andrew Wertheimer

思想の違いが埋められない

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と共同で図書館事業を行ってきた図書館流通センター(TRC)が、関係を解消することが明らかになった。

共同通信の報道によると、TRCの谷一文子会長が明らかにしたもので、「(図書館事業を)今後、新たに共同で事業を行うことはない」や「図書館に対する思想の違いが埋められず、一緒にやっていくことは難しい」とのコメントも掲載している。

神奈川新聞記事

TRCのホームページを見ると、掲載情報欄の25日には「神奈川新聞に弊社会長・谷一のコメントが掲載されました」、26日には「文化通信に弊社社長・石井の記事『TRC、CCCとの関係解消へ』が掲載されました」とある。

今回の件の別報などが伺えそうだが、どちらも紙面掲載のみらしく、ネットサイトから見られないようだ。

ただ神奈川新聞では、10月24・25日に動画付きで「海老名市『ツタヤ図書館を』見る」の記事を掲載している。厳しい追及記事となっているので、(登録なしでは一部限定だが)興味のある人は見てはどうだろうか。

海老名市図書館は?

共同通信の記事によると、両社が共同で指定管理者となっている神奈川県海老名市の市立中央図書館については、当面は現在の運営体制が続くものの、海老名市との協議次第で、TRCが運営から離脱する可能性もあるとのこと。

多くの図書館で指定管理者の実績があるTRCに抜けられては、海老名市も立つ瀬がないだろう。図書館運営をメインにすえるのであれば、むしろTRCを残すべきだが、果たしてそんな選択ができるだろうか。

また先日、計画が白紙と決まった愛知県小牧市など、他の自治体の図書館について、共同通信記事に記載はない。

しかし住民投票を目指して、市民団体が署名集めを企画している山口県周南市など、他の自治体は計画段階からの見直しを迫られそうだ。

図書館流通センター(TRC)ホームページ
文化通信ホームページ

【参考記事】
「ツタヤ図書館反対!」山口県周南市でも市民グループが反対署名を開始(10月21日)

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