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家族みんなで笑える映画「翔んで埼玉」地元愛が埼玉を救う!

© 2019映画「翔んで埼玉」製作委員会

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※この記事は、映画の詳しい内容について言及します。


魔夜峰央のギャグマンガ『翔んで埼玉』が、二階堂ふみとGACKTのダブル主演で映画化され、話題沸騰中です。

「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」と、東京から、ディスられる(叩かれる)埼玉を、面白おかしく描いています。

漫画はSNSで反響を呼び、漫画誌に掲載された1982年から、30年以上経った2015年に復刊。日本テレビのバラエティ番組『月曜から夜更かし』でも取り上げられました。

さらに話題になったのは、映画の予告映像を視聴したYOSHIKIのツイート。

YOSHIKIの顔写真がプリントされた凧を掲げた、埼玉県と千葉県の抗争シーンについて、「まーいいか。笑」とコメントしたことで、さらに拡散されました。

濃すぎる出演者たち。美男子は漫画そのまま!

© 2019映画「翔んで埼玉」製作委員会

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魔夜峰央氏といえば、『パタリロ』『ラシャーヌ!』の、宝塚のように美しい登場人物が繰り広げる、耽美的なボーイズラブ、なのにギャグマンガ、という独特な世界。

そんな世界にGACKT、伊勢谷友介、加藤諒、中尾彬、麿赤兒、竹中直人、京本政樹、そして、千葉の英雄JAGUARさん。

濃い、濃い、濃い、出演者たちが、ハマっちゃっているんです。

漫画のファンの方はお気づきかもしれませんが、出演者にバンコランとパタリロがいますね。

京本政樹が、元祖バンコランなのには納得です。

ロック歌手バンコランのGACKTと、俳優バンコランの伊勢谷の濃厚な絡みのシーンがありますが、これをひと粒の落花生が笑いにしてくれます。

© 2019映画「翔んで埼玉」製作委員会

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映画に出てくる白鵬堂学院のあからさまなスクールカーストも、共感できるところ。

A組は赤坂とか青山在住、B組は中央区あたり、それ以下は都会指数ゼロの田無などです。

この違いがわかる方、こういう差別受けたことある方、二階堂ふみが男装する生徒会長にディスられる快感がわかるはず。この映画、埼玉県人が一番楽しめるのです。

「なぜ、埼玉県民は埼玉に誇りを持てないのか・・・」

© 2019映画「翔んで埼玉」製作委員会

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あらすじをご紹介。

埼玉県は現代でもたいへんな田舎で、東京へ行くには<通行手形>が必要でした。都内には、<埼玉監視カメラ>があり、<隠れ埼玉人>が映ると、<埼玉警報>が発せられ、<SAT(Saitama Attack Team)>に捕まるのです。

東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が生徒会長として仕切る・白鵬堂学院に、容姿端麗な、アメリカ帰りの麻実麗(GACKT)が転入してくると、百美はすぐ、男同士にもかかわらず、心を奪われます。

ところが、麗は埼玉の所沢出身だったのです。

<埼玉狩り>に遭遇した麗と百美は、逃亡する途中、<埼玉解放戦線>と敵対する<千葉解放戦線>に捕まってしまいます。

2人を助けたのは、埼玉解放戦線の伝説的な指導者<埼玉デューク>(京本政樹)でした。

そんな中、慣れない逃亡生活で百美が<サイタマラリア>に罹ってしまいます。

そして、東京都知事と神奈川県知事の計略で、埼玉解放戦線と千葉解放戦線は、流山で全面戦争を迎えるのです。

© 2019映画「翔んで埼玉」製作委員会

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リーダーを失いバラバラになった埼玉解放戦線。

———「どうせ、深谷ネギと、草加せんべいしか名物が無いんだ」。

「なぜ、埼玉県民は埼玉に誇りを持てないのか・・・」と、悩む、麗。

麗は、熱い思いを込め、埼玉に対して限りないディスりを始めたのです。

もう一度、キスして欲しい…。百美は、歴代都知事が隠した金塊を探すため、恐ろしい謎の生物がいる秘境の地、群馬県に一人で乗り込んでいきます。

埼玉愛に目覚め、地理に詳しくなれる映画

「武蔵野国」から東京都と横浜が独立する逸話があったり、東京と接する都市の地名が多く登場するので、地理ネタにも詳しくなれます。

「東京ディズニーランド」「東京ドイツ村」「ららぽーとTOKYO-BAY」と、千葉県にこんなに東京がつく場所があったのも驚きです。

声を出して笑えて、劇場内に笑い声が響くのは最近では珍しい光景。だからとても貴重なコメディ映画です。家で観るより、1人でも映画館に行って観る方がオススメです。

累計興行収入15億円、動員数110万人を突破

舞台あいさつをした(写真右から)武内監督、二階堂ふみ、ブラザートム、島崎遥香=2019年2月5日、東京・渋谷にて

(写真右から)武内英樹監督、二階堂ふみ、ブラザートム、島崎遥香=2019年2月5日、東京・渋谷で

東映によると、2019年2月22日~3月10日の公開17日間で、累計興行収入は約15億3444万円。動員数は、2週連続で公開初週の土日比(2月23、24日)を上回って累計110万人を記録し、快進撃が続いています。

土日平日を通じて幅広い年齢層の観客やリピーターを獲得しており、春休みシーズン到来でさらなる増員を期待しているそうです。

映画を観たら、間違いなく「特化したものは何もないけど、住みやすい」埼玉県が好きになります。

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Text by aya_saya

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