シェア

500点以上の剥製や骨格標本!圧巻的なボリュームの「大哺乳類展2」が国立科学博物館で開催中

main

東京・上野の国立科学博物館にて、「大哺乳類展2~みんなの生き残り作戦」が、3月21日~6月16日まで開催されています。

2010年に開催され、累計73万人を記録した「大哺乳類展 陸のなかまたち/海のなかまたち」に続く第2弾です。

剥製や骨格標本500点以上の圧倒的な展示ボリュームで、今回のテーマ「生き残り作戦」を紹介しています。

実物標本150点以上の哺乳類大行進

国立科学博物館の重要標本群の一つである「ヨシモト・コレクション」をはじめとする、剝製標本が、ずらりと並べられた様子は圧巻です。

原始的な特徴をもつ哺乳類とされる単孔類や有袋類から、アフリカや南米を起源とするグループ、我々になじみのある齧歯(げっし)目、霊長目、食肉目、鯨偶蹄(げいぐうてい)まで、分類群ごとに紹介しています。

哺乳類の特徴的なロコモーション

哺乳類は、多様性と自由度に富み、様地球上の様々な環境に適応する能力を獲得しています。

その能力で特徴的なのが、走る、跳ぶ、木に登る、泳ぐといった移動運動「ロコモーション」です。

哺乳類のロコモーションは、同じ脊椎動物である魚類や爬虫類とはまったく異なります。

チーターの走り方、テナガザルのブラキエーション(樹上運動)などを、最新の解析映像を駆使して紹介します。

また、陸棲哺乳類最大のアフリカゾウの全身骨格や、体長16mのマッコウクジラの半身を模型で再現したユニークな骨格、12mのセミクジラの全身骨格など初公開の海棲哺乳類も登場します。

哺乳類に必要不可欠な「食べる」「産む・育てる」

哺乳類が、これほどまでにロコモーション能力を特化させた理由は、「食べる」、「産む・育てる」という生き残り戦略のためでした。

「食べる」では、草食、肉食、昆虫食など、食べるものによって異なる歯やあごの特徴を200点近い頭骨で、展示しています。

「産む・育てる」では、オスがメスへアピールするために獲得した見事な戦略をはじめ、胎盤や哺乳、生まれたコドモの生き残り戦略についても注目し、幅広く哺乳類の生存戦略に迫ります。

へんなものみっけ、海獣の子供とコラボ

展覧会ナビゲートキャラクターの「チー太」「まっ子」は、漫画『へんなものみっけ!』の著者で、国立科学博物館で標本を作っていた経歴の持ち主である早良朋氏が描いたものです。

館内のArt of Mammals(アート・オブ・ママルズ)では、哺乳類に魅せられたクリエーター8組(あらたひとむ、五十嵐大介、早良朋、瀬戸康史、ディック・ブルーナ、DONSUKE、ヒグチユウコ、渡邊芳美)による、哺乳類を題材としたアート作品を展示しています。

その中では、映画「海獣の子供」の原作者・五十嵐大介による貴重なカラー原作や、映画カットを使用した映像なども公開中です。

五十嵐大介氏、「海獣の子供」監督の渡辺歩氏、「大哺乳類展2」展示監修を行った田島木綿子博士によるスペシャルトークイベントが、4月17日(水)閉館後の“夜の国立科学博物館”で予定されています。

Posted: |Updated:

Text by aya_saya

Ranking

All Categorys Ranking総合ランキング