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【雇用】派遣需要は増加するも、求職者が減少しているとの調査結果

グラフ派遣

ディップが運営する人材派遣の求人情報サイト「はたらこねっと」はこのほど、派遣会社の経営層287名を対象に「派遣会社意識調査-2013年の状況と2014年の予想-」を実施した。調査では、2013年の派遣社員の需要はリーマンショック前と比較し「増加した」ものの、求職者の登録が「減少」していることがわかった。

調査ではまず「リーマンショック前と比較した2013年の派遣社員需要」を質問。全体の68.4%が「増えた」と回答し、約7割の派遣会社が「派遣需要は増えた」と考えていることがわかった。「減った」は14.7%、「横ばい」は16.9%だった。一方で、求職者の登録が「減った」と感じている派遣会社は47.7%で全体の約半数を占め、多くの派遣会社が人材確保に苦戦を強いられている様子が伺える。登録数が「増加した」のは30.6%、「横ばい」は21.6%だった。

派遣社員の減少は、同じ非正規雇用でありながら、契約社員やパート、アルバイトへの移行が行われていることが原因の一つと推察される。一方、派遣需要の増加は効率化を求める雇用主側がオフィスサポート職などで正社員から派遣社員化をすすめていることが考えられる。働く側が「安定」を求め、雇用主側が「効率化」を進めるアンバランスさを象徴するような調査結果となった。

調査では今後についても質問した。「2013年と比較し、2014年の派遣社員需要の予想」は「増加する」と判断した派遣会社は86.0%。一方、「減少する」が3.7%、「横ばい」が10.3%で、多くの雇用主側は派遣社員を増やしたい考え。ただし、94.7%の派遣会社が「求職者の登録数減少に対する課題感」が「非常にある」「ややある」と回答し、派遣会社は規模や業種に問わず高い人材不足感を感じているようだ。

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Text by かなる

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