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【うらやましい】伊藤忠が朝型勤務制度スタート、早朝勤務にインセンティブ

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世界中で“デキル”とされている人たちは、まだ太陽も昇らぬ早朝から活動を始めていることはご存じの通り。「朝活」は忙しい現代人にとっては、時間を生み出す魔法らしい。そんな朝型ライフの重要性に気付いた企業が動き出した。

早朝勤務にインセンティブを適用!

伊藤忠商事はこのほど、2014年5月1日から朝型勤務制度を正式に導入すると発表した。所定勤務時間帯は9:00~17:15で、新制度では夜型の残業体質を朝型に改めるため、20:00以降の残業は原則禁止、22:00以降の深夜勤務は禁止となる。

一方、5:00~8:00の早朝勤務には深夜勤務と同様の割増賃金を支給する。7:50以前から始業すれば、8:00~9:00にも割増が適用。割増は、時間管理対象者で150%、時間管理対象外は25%だ。さらに、8:00より前に始業した社員全員に朝食が支給されるという。

朝の早出をしたくない理由に、朝は残業代がつかないと不満を抱えている人は多いだろうが、朝にもインセンティブがつくとなれば、断然モチベーションは上がる。

トライアルの結果、コスト削減も実現

同社は正式導入に踏み切る前に、2013年10月1日から半年間にわたり、一部社員に朝型勤務のトライアルを実施。その効果は歴然だった。

入退館状況では20時以降に退館した人が全体の約30%から約7%に減少、22時以降に退館した人は約10%からほぼ0名に減った。一方、8時以前に入館した人は全体の約20%から約34%に上昇。朝型勤務に移行した人が明らかに増えている。

さらに、勤務時間にも効果があり、残業時間は6か月で延べ約20,100時間の減少。時間外勤務手当は早朝割増を含めても約7%減り、電気使用量も昨年度比で6%削減した。1日平均550名に支給された朝食の費用を加えても、約4%のコスト削減が実現された。

社員の生活に変化

早く退社できるようになったことで、社員たちは顧客との会食や社内同士のコミュニケーションの機会を増やしたり、早く帰宅して家族の団欒をしたり、あるいは読書や勉強など自己啓発に費やす時間を確保できるようになったという。

医学的見地から見ても、同制度が健康にもたらす有用性は大きいとのこと。「早起きは三文の得」はやはり本当なのだ。それでは、早起きが苦手な人はどうすれば良いか。答えはカンタン。とにかく早く寝ることだ。

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Text by かなる

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