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新人研修の一環で名刺交換、応じたら営業電話がかかってきた

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街中で突然「新人研修で名刺を集めている」と声をかけられたら、あなたはどうするだろうか。

人の善意につけこみ名刺を回収

先日、東京駅でこんなケースが発生したらしい。

善意をもって、若い人への応援の気持ちを込めて渡した名刺を使って、不動産の営業電話がかかってきたというのだ。

投稿者は続けて、こんな呟きをしている。

これをきっかけに「ひとつ人間を信じられなくなった」という切ないハプニング。

しかし、似たような事例は最近多発しているようで、東京駅では構内放送や駅の掲示板で、このような行為をやめるよう注意喚起を行っている。

さらに、東京駅以外でも行われているようだ。

悪質な勧誘に発展することも

街頭で新人教育のために名刺を集めさせる手法は、名刺集めのノルマを達成しないと帰社できないようなブラック企業でなくても実践している会社はあるようで、特に不動産関係に多いらしい。

国民生活センターによると、名刺を集めること自体が問題ではなく、マンションなどの販売・勧誘などにおいて「相手を威迫したり、電話による長時間の勧誘で相手を困惑させたりする行為」は宅地建物取引業法で規制・禁止されており、冒頭の投稿者が勧誘電話を「しつこく粘られた」とする悪質な勧誘こそが問題。

同センターは、悪質な勧誘を受けた場合には都道府県や国土交通省の所管部署へ、勧誘が暴力や脅迫に発展してしまった場合にはすぐに警察へ連絡するよう呼びかけている。

キャッチセールスの亜流とも言えそうな街頭での名刺集め。名刺を集める側も問題だが、残念ながら名刺を街頭で渡してしまう側の方が不用意なのだろう。ビジネスで使う物とはいえ、個人情報も記載された名刺は、見知らぬ人との交換には応じない方が身のためと言えそうだ。

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