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「便で救える命がある」大腸がんの早期発見を目的に医師が美少女ゲームを開発

日本うんこ学会

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大腸がんの早期発見に繋げたいと、美少女ゲームの開発に取り組む医師がいます。

美少女と一緒に便を観察

うんコレ」と名付けられた、こちらのスマホゲーム。

うんコレ

自分の便の状態を報告すると、美少女キャラクターががん細胞等の敵と戦っていくというもの。

便の状態によっては大腸がんを疑われる事もあり、プレイ中にアラートが出て検診を進められるという、大腸がんの早期発見に一役買うゲームです。

大腸菌を擬人化

ゲームでは様々な大腸菌が登場し、これらを身にまとう事で戦闘能力を身につける事ができます。

HPでは「大腸菌擬人化図鑑」を設け、擬人化したキャラクターと共に各菌の特徴が説明されています。

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「ビフィズス菌:B.アニマリス」

腸内環境を整え、この菌が腸内で生成する物質が動物の寿命を伸ばす効果がある事が発見されている。

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「ニトロソモナス・ユーロピア菌:N.ユーロピア」

大腸菌ではないが、浄化能力を持ち汚水を浄化する。下水処理施設で活躍する菌。

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「ラブレ菌:L.ブレビス」

糖分を分解して乳酸を作る乳酸菌。ラブレ菌を摂ると便通改善や腸内免疫が強化されるそう。

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「バクテロイデス・オレイシプレヌス菌:B.オレイシプレヌス」

腸内に生息し、老化の原因といわれる活性酵素を分解する物質を作っている菌。

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「NVS菌:A.ディフェクティヴァ」

他の菌の作る栄養を奪って成長するアビオトロフィアというグループに所属する菌。

過去に難病を患った医師が開発

うんコレは無料公開を目指して、現在研究・開発中です。

中心になって手掛けているのは、石井洋介さん。石井さんは現役の若手外科医で、過去に潰瘍性大腸炎という難病を経験しています。

15歳の時に発症して数年苦しんだ後、人工肛門を取り付けた事で一命をとりとめました。

高い技術で石井さんを救った医師に憧れ、自らも医師になる決意をしたそうです。

早期発見で命を救いたい

外科医として進行したがん患者を目の当たりにし、早期発見・検診の大切さを日々感じていた石井さん。

しかし“検診は大事だ”と呼びかけるだけでは、効果があまりありません。

いかに気負わず自分の健康を意識してもらえないかと悩んだ結果、「うんコレ」の制作に至りました。

また石井さんは、“便で救える命がある”と「日本うんこ学会」を設立。大腸検診率を上げ、がんの早期発見を促すことを目標に活動しています。

次の症状が見られたら受診を

ちなみに、便に次のような症状が見られたら早急に検査した方が良いと、石井さんは勧めています。

  • 血が出る
  • 細くなる
  • 下痢と便秘を繰り返す
  • 便が残っている感じがする

「うんコレ」は、石井さんのほか趣旨に賛同できる人達がボランティアで制作。現在も、制作や学会に興味のある方への参加を呼び掛けています。

日本うんこ学会

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