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もはや車「椅子」じゃない!足の不自由な人も立ったまま移動できる装置が開発される

YouTube/Technion

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車椅子で生活している人々でも、直立して移動できる装置が開発されているのをご存知だろうか。

座った状態から直立姿勢へ移行

その装置とは「UPnRIDE」。イスラエル北部のYokneam Illitという街を拠点にしたメーカーが手がけている。

この「UPnRIDE」は車椅子での生活を余儀なくされている方でも、座った状態から直立姿勢に移行させ、移動できるというもの。

しかもこれは両足が不自由な対麻痺患者だけでなく、四肢麻痺患者、多発性硬化症や脳性小児麻痺や重度の脳障害で苦しんでいる人でも利用できるという。

先端技術でバランスをとり安全性を確保

「UPnRIDE」にはジョイント式の固定具が付いており、直立姿勢へ移行する時もサポートしてくれるストラップ状のハーネスが取り付けられているそうだ。

また最先端のモーション技術と瞬時にコンピュータで計算するシステムにより、常に重心を中央に維持。

そのため歩道の坂道や駐車場の傾斜などでも移動でき、倒れるリスクを最小限に抑えるよう常にバランスをとり安全性を確保しているという。

今までにない新鮮な見晴らしを提供

しかもメーカーのUPnRIDE Roboticsは、直立の姿勢になることによって麻痺した足の運動にもつながり、長期間車椅子で生活してきた人々が抱える多くの健康問題も和らげてくれると主張。

その結果、当人や家族が負担する医療費の削減にもつながり、体の不自由な人々に対する皆の意識も変わることが期待できるそうだ。

そしてなによりも車椅子ユーザーに、これまでにない新鮮な見晴らしを提供することができ、新しい生活体験を味わってもらえると語っている。

2017年の早い時期に販売予定

UPnRIDE Roboticsでは現在、市場へ出すために規制基準をクリアさせ、さらに開発を進めるために資金を募っているという。

しかしCEOのOren Tamari氏は、「UPnRIDE」の実用化に自信をのぞかせている。

彼はThe Towerの取材に対し「私たちの計画では2017年の早い時期までに、最初のユーザーにUPnRIDEに乗ってもらいたいと考えています。私たちには自信があります。ユーザーの人たちは、本当に人生を変える経験を味わうでしょう」と語っている。

販売当初は高額で入手するのは困難かもしれないが、量産され少しずつ価格が下がれば多くの人々が利用できるようになるかもしれない。

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