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上手に食べられない体の不自由な人のため、常に水平を保つスマート・スプーンが開発される

YouTube/Liftware

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さまざまな障害や病気によって、手が震えたり腕が動かせなかったりして、1人で食べるのが苦手な人々が多くいる。

そんな人たちのためにどんな動きでも、常にスプーンなどを水平に保ってくれる製品が開発された。

手の動きをセンサーが感知し調整する

その製品とは、アメリカのカリフォルニア州に拠点を置くLiftware社が開発した「Liftware Level」。

彼らによれば「Level」の本体には2つのモーターがついており、それにより先端部分にあるスプーンやフォークが常に動くようにデザインされているという。

そして本体の把手についたセンサーが人間の手の動きを立体的に感知し、素早く傾きなどを調整、突然の揺れでも常に先端が水平に保てるようになっているそうだ。

実際に動画でも通常のスプーンを使った場合に比べ、「Level」ではある程度水平に保たれ、食べ物がこぼれにくい様子が見て取れる。

食事を楽しい経験に変えてもらうため

先端部分のスプーンやフォークは取り外せ、必要に応じて交換することが可能。

また本体を握り続けるのが困難な人のためにも固定できるストラップがついており、USBケーブルによる1回の充電で約1時間(3食分)利用できるという。

Liftware社のクリエーターであるAnupam Pathak氏はNEWS ATLASの取材に対し次のように語っている。

「医者や体の不自由な人からの意見をもとにデザイン・開発を行いましたが、私たちは多くの体の不自由な人々のために、この新しいデバイスが食べるという毎日の営みを、より楽しい経験に変えてくれることを願っています」

スターターキットの値段は2万2000円

Liftware社ではすでにこの製品の注文を受け付けており、クリスマス休暇前には発送できるよう取り組んでいるそうだ。

「スターターキット」の値段は本体の把手やアタッチメントのスプーン、フォーク、さらにストラップやバッテリー、旅行用のポーチなどもついて195ドル(約2万2000円)。

YouTube/Liftware

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また特別なフォークやスプーンは、それぞれ34.95ドル(約4000円)で追加注文できるという。

このような製品が今後も開発され、1人で食べるのが苦手な多くの人々が、もっと快適に食べられるようになることを願う。

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