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【うどん県はじまる】 ”うどん発電” 送電開始!循環型社会をめざして

flickr_ Zengame

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うどんといえば香川県、香川県といえばうどん。切っても切れない関係の両者がタッグを組み、再生エネルギーに挑むという。

香川県はうどん用小麦粉使用量全国第1位を誇る。2009年の農林水産省の調査によれば、その量は約6万トン。2位の埼玉県の約2.5万トンの2倍以上となっており、これは全国の使用量の2割を占めるといわれる。

2012年の人口1000人あたりの「うどん・そば店」の事業所数でも全国平均0.25に対し、香川県は0.61で、ここでも2位の群馬県の0.47、3位の栃木県の0.45を大きく引き離してトップとなっている。

当然、県内で出る廃棄うどんの量も多く、香川県高松市の産業機械メーカーちよだ製作所では、県などの支援を受け、廃棄うどんからバイオエタノールを抽出する事業を手掛けてきた。抽出時には残りカスが出るため、これを有効活用しようと、残りカスを発酵させ、発生したメタンガスを使って発電機のタービンを回す発電事業を開始、自社敷地内に直径8メートルの発電プラントを建設し、12月に送電開始の運びとなった。うどんから作られたエネルギーは四国電力に売電されることになっている。

同社が参加しているコンソーシアム「うどんまるごと循環プロジェクト」では「うどんを循環させる。」をコンセプトとして、「うどんからうどんを作る」「うどんでうどんを茹でる」をスローガンに循環型の社会モデルを構築していくという。うどんからできた液肥で育った小麦でうどんを作り、廃棄うどんから生まれたエネルギーでうどんを茹でる、まさにうどんで始まり、うどんで終わる循環型というわけだ。一切無駄のない”うどん発電”、そのうち原子力発電に取って替わる日が来るかもしれない?

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Text by Group O’z

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