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人工知能はバッハになれるのか?AIが作曲した“バッハ的音楽”の評価テストが進行中

123RF

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人工知能(AI)は、翻訳や将棋、音声認識などすでに多くの分野で活躍していますが、歴史に残る大作曲家の知能に近づこうとする研究が進んでいます。

パリのソニー・コンピューターサイエインス研究所に所属するGaëtan Hadjeres氏と François Pachet氏2人の研究員が、人工知能による音楽生成の研究を行なっています。

彼らが研究しているのは、バッハが作ったコラール(合唱曲)のような音楽を人工知能が生み出せるのかというもの。

この研究のために音楽ソフト「FlowMachines」を使いバッハの理念に基づいた作曲を行う“Deep Bach”(ディープバッハ)を開発しました。

AIがバッハに近づくことの難しさ

バッハは18世紀のドイツに生まれたバロック音楽の作曲家で、合唱曲「マタイ受難曲」や「平均律クラヴィーア」などを世に生み出しました。

いわゆるクラシック音楽と呼ばれるものの基礎を築いたのはバッハであり、学校の音楽の授業では「音楽の父」と紹介されています。

バッハの合唱曲は4つのパートが生むハーモニーと特徴的なリズム、メロディーのパターン、旋律がありますが、機械学習によるアプローチにおいては、これらを同時に認識することが難しかったそうです。

よって、最終的に人工知能による音楽が“バッハのようなもの”であるかを評価するためには、人間の耳が必要だということになりました。

DeepBachが作曲した曲はYoutubeに投稿されています。

評価テストは誰でも参加でき、このページにアクセスし、流れてくる曲がバッハのものか、コンピューターのものかどうかを判定するだけです(アクセスしにくいことがあります)。

http://www.flow-machines.com/bach-computer-can-tell-difference/

http://www.flow-machines.com/bach-computer-can-tell-difference/

400年以上の時を超えた今でもバッハの楽曲は音楽の基礎として捉えられ、多くの人に愛されています。AIはバッハのようなクリエイティブな能力を持つことができるのでしょうか。

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