石川県在住の切り絵作家、こめこ*奈美さん(@shi112)が投稿した画像に驚きの声が集まっています。
この切り絵は『不思議の国のアリス』の本文(英語)。英文の周囲もまるでレースのようなきめ細かさで、触れたら壊れてしまいそう……。
不思議の国のアリスの英文をレースのように切り絵にしました。
文字メインの作品をレースに見立てて。太く縁取られた周囲の黒がポイント。#切り絵 pic.twitter.com/EQMN4gqkyo— こめこ *奈美 (@shi112) 2017年6月16日

Twitter/@shi112

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文字はWordを使って印刷し、下絵を作成するのに1時間、完成までに1週間かけているそうです。ちなみに、バラの部分については下書きはしていないとか。カッターで切りながら描かれていることに、さらに驚かされます。
ネットで作品を見て切り絵を始める
こめこ*奈美さんは、インターネットで数々の切り絵作品を見たことがきっかけで切り絵作家としての活動を始めました。活動歴は7年目になります。
すごい方々の切り絵(作品)をインターネットで見たのがきっかけです。自分もこんな切り絵が作りたいと思ったので作り始めたところ、その世界にのめり込んでいきました。(こめこさん)
これまでもツイッターに様々なモチーフの切り絵作品を投稿しています。
紙を切って羽を作ったよ。ふわふわとわさわさの融合。#切り絵 pic.twitter.com/HJg0udSzDg
— こめこ *奈美 (@shi112) 2017年5月26日

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まるで本物のような羽、思わず撫でてみたくなるような質感があります。

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「大きな作品のあとの息抜きで…」
アルファベットを切り抜いていく作業は素人から見ると気が遠くなりそうですが、こめこさんにとっては“息抜き”で作った作品だとか。
大きい作品を作ったあとで、息抜きを兼ねて作りました。文字を切るのが好きで、私にとって気軽に挑戦できるから切っているのだと思います。
その「大きい作品」はこちら。羽を広げる鷹の姿に迫力が感じられます。羽の細かさもまるで本物の羽のよう。
ここ数年、毎年地元の美術展に出展しているのですが、今年はなんと奨励賞をいただいてしまいました!
作品のサイズは70角で、真ん中の鷹をもっとじっくり見てほしいので単体で撮ったのも置きます。#切り絵 pic.twitter.com/zVxO8bLwWb— こめこ *奈美 (@shi112) 2017年6月1日

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こめこ*奈美さんの切り絵作品を生で見る機会もあり、展示会場や日時についてツイートされています。最新の作品や情報を確認するためにも、ぜひこめこ*奈美さんのツイッターをチェックしてみてください。
※記事内に使用している画像は、こめこ*奈美さん(@shi112)の許可を得て掲載しています。