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何に使われた?楽譜が刻まれた16世紀の謎のナイフは今も使い道がわからず

Twitter/@tedgioia

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16世紀のルネサンス様式のナイフに、刃の部分に楽譜が彫刻されているというものがあります。

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これらのナイフはロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館や、フィッツウイリアム博物館などに展示されています。

ヴィクトリア&アルバート博物館のキュレーターKirstin Kennedyさんによると、このナイフは食事会や祝宴で、食事の際に祈りを捧げるための歌の楽譜が刻まれているのではないかと思われますが、どのように使ったのかはわかっていないそうです。

Youtube/Victoria and Albert Museum

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ブレードの形状やエッジの鋭さから、肉をスライスして食事をする人に分けたり、食べたりするのに使われていたのではないかと考えられています。

しかし、壮大なパーティーでの出席者は自分で肉を切らず、使用人に肉を切らせていたので、そのナイフを持って歌うようなことはなさそうだということです。

楽譜の歌を再現

ナイフにはまったく同じものではなく、それぞれ異なったハーモニーパート(スーペリウス/カウンターテナー/テノール/バッスス)の楽譜が刻まれていることがわかっています。

ブレードの表面に刻まれている楽譜をもとに、王立音楽大学の合唱団が再現した合唱曲が公開されています。

この動画の4:12秒あたりから、合唱と収録の様子を見ることができます。

謎の解明にはまだまだ時間がかかりそうですが、美しく作られたナイフから、イタリアルネサンス時代の優雅な生活が垣間見えそうです。

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