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鮮やかで美しい!ムスリム文化を表現した「食べ物アート」がステキ

Instagram/muslimahanie

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ナイジェリア出身のアーティストHaneefah Adamさんは、皿の上に食材で絵を描く「フードアート」をInstagramに公開しています。

これらの作品は、ムスリム(イスラム教徒)文化とアイデンティティを紹介するために、ナイジェリア料理の材料で作られています。

例えばこちらはアフリカの美しい女性を表現したフードアート。

オグボノスープというナイジェリアではよく食べられているスープの材料を使っています。茶色の部分はスープに使われるオグボノの実の色。頭の部分には牛の胃、首まわりの部分にはオクラが使われています。

スープは基本的にオグボノの実と牛肉、乾燥した魚が入っていますが、スープの具は各家庭独自のものとなっているそう。その点は日本のお味噌汁と同じですね。

ヤムイモやモロヘイヤで肌と髪を表現

他にも、様々な材料を使ったアート作品があります。

例えば、頭の部分にたっぷりと緑の野菜が使われているこちらのフードアートも、材料はナイジェリアのヨルバ族が食べている料理を元にしたもの。緑の野菜はケール、日本でも栄養価が豊富なことで知られているアマランサスが使われています。

下の作品は、乾燥した魚とチリの実でイヤリングを。肌の部分は、ガーナでは「フフ」と呼ばれているヤムイモのペースト。緑色の部分はスープに使われるモロヘイヤを刻んでペースト状にしたものです。

さらに下の作品、女性の髪の毛の色は、ウリ科の植物の種、エグシという種からのもので、これもスープの材料に使われています。

スター・ウォーズ出演俳優をリスペクト

“WARS”の文字が書かれているのは「ジョロフライス」というピラフのような料理で、やはりナイジェリアでよく食べられているものです。

“WARS”の文字であることの理由は、俳優のジョン・ボイエガさん(@JohnBoyega)へのリスペクトだそうです。

ボイエガさんが『スター・ウォーズ7/フォースの覚醒』フィンという青年を演じていること、そしてボイエガさんの両親がナイジェリア人という経歴の持ち主であることからです。

独特で活気のある女性たちを表現

Adamさんはイギリスの大学で薬理学を学んで以来、こうしたフードアートを作るようになりました。そうして3年、様々なアイデアを形にし続け、国際コンペティションにフードアート作品を出品したそうです。

Adamさんはブログでフードアートを作ることについて、このように説明しています。

「フードアートはアフリカ女性の独特で活気に満ちた、色彩豊かな精神を表現しています」

また、Adamさんはいっぽうで、“Hijarbie”(@hijarbie)と名付け、バービー人形にヒジャブを着せて、世界各国のムスリムの女性を表現する画像をInstagramに投稿しています。アカウントのフォロワーは8万ユーザーにも達しています。

ムスリムの女性の姿とナイジェリアの食文化を一度に伝えられるAdamさんのフードアート。見ているだけで、宗教的な理由や国の文化などで材料や料理も随分と違っていることがわかります。ムスリムとナイジェリア文化の理解の架け橋になりそうです。

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