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歴史あるデニム工場が閉鎖…最後の生地で作られた「秘密の庭」がステキ

Ian Berry

Ian Berry

ニューヨークにあるChildren’s Museum of the Arts子ども美術館)に、青々とした不思議な空間が出来上がっています。青くなった植物や動物たちがいるこの空間、すべてデニムで作られています。

材料となったデニムはインターナショナルテキスタイルグループが所有し、112年の歴史を持つアメリカ・ノースカロライナ州にあるCone Denim White Oak工場で作られたもの。しかしこの工場は2018年10月に閉鎖が決まっています。

工場ではアメリカのデニムの歴史とも言えるブルージーンズを作ってきた工場だけあって、ファッション関係者も「国家の悲劇。アメリカ人は国家のアイデンティティを失ってしまう」と語るほどの衝撃を受けています。

このニュースに衝撃を受けたひとりが、イギリス人アーティストのIan Berryさん。Berryさんはこれまでもデニムを使った芸術作品を発表してきました。

アメリカのデニムの歴史を刻んだ工場で作られた最後となるデニムを材料に、Berryさんが植物や果実、動物の形に変えてChildren’s Museum of the Artsにインスタレーションとして展示されました。

「子どもたちはiPadを使って即座に満足が得られるテクノロジーに取り憑かれている」

とBerryさん。

現代の子どもたちがテクノロジー文化にどっぷり浸かっている状態に危機を感じており、自身の展示によって刺激を受けてくれることを期待しているそうです。

“Secret Garden”は2018年4月まで同美術館にて展示されています。

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Text by 遠藤まゆみ

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