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23歳起業家「太平洋上のプラスチックゴミを5年で半分に」日本でも実験した新システムとは

Twitter/@BoyanSlat

Twitter/@BoyanSlat

オランダの発明家、Boyan Slat(@BoyanSlat)さんは弱冠23歳。

彼は14歳の時に水ロケットを同時に213本発射してギネス世界記録をマークした経歴を持っています。

Slatさんは現在、「太平洋の海にあるプラスチック廃棄物を5年で半分にする」という目標を掲げ、廃棄物を回収する機器を開発して実際に研究を始めています。

きっかけは2011年にギリシャでダイビングをしていた時。思いの外、海中にプラスチックが多いことに気づき、プラスチックで汚染された海をきれいにすることに注力することを決意しました。

この2年後に研究団体「The Ocean Cleanup」(@TheOceanCleanup)を設立し、海流を利用した回収システムを考えていることを「TEDx」で発表しました。

こちらの図は太平洋のプラスチックゴミの量を示したものです。彼らによれば、太平洋のプラスチックゴミの質量は約80,000トンと推定されています。

Slatさんは海でこれだけのゴミを見つけたことをツイッターに投稿しています。

最初のテストを日本で

2016年には日本で、実験用システムのテストを行い、回転する海流からゴミを回収していくことに成功しています。Slatさんは日本での研究データを使用して、プラスチックを回収するシステムを開発しました。

プラスチックの収集は、海上に浮かんだ高密度ポリエチレン製のフローティングシステムが海流とともに流れてくるプラスチックをキャッチし、さらに海の生物に影響のない素材で作られたスクリーンでキャッチ、その後船で回収するという流れです。

こちらは実際に海に浮かべたフローティングシステムです。

2020年に本格的な展開をすることを目標にデータの取得を開始し、2018年中盤に最初のクリーンアップシステムを開始する予定だそうです。

このシステムについて、Slatさんが解説する動画がYoutubeに投稿されていますので、チェックしてみてください。

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Text by 遠藤まゆみ

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