シェア

自動運転の専用保険、日本初適用は“江戸時代の畳”に。関西電力など3社が「ただの畳」を開発

出典元:株式会社ゴールデンフィールドプレスリリース

出典元:株式会社ゴールデンフィールドプレスリリース

自動運転&ヘッドスパで快適な睡眠へ

ヘッドスパの専門店「悟空のきもち」を運営する京都市のゴールデンフィールドは1月15日、関西電力(本社・大阪市)と自動車保険大手の損保ジャパン日本興亜(本社・東京都新宿区)と共同で自走する畳「ただの畳」を開発し、実証実験を行うと発表した。

利用者は睡眠に適した速さで走る畳に横になり、ヘッドスパの施術を受けて快適な眠りに就けるという。

この畳は、損保ジャパン日本興和による日本初の自動運転専用自動車保険の適用例第1号となる。

人がよく眠れる時速3~5キロで自走

「ただの畳」は、関西電力が開発した自動運転を前提とする低速・短距離専用の電動モビリティ「iino」を活用。iinoの事業化に向けた技術実証実験の第1弾だ。

名称には「魔法のじゅうたんのように、すごいものこそ家にこっそり隠れている」という意味を込めている。

出典元:株式会社ゴールデンフィールドプレスリリース

出典元:株式会社ゴールデンフィールドプレスリリース

畳の移動速度は時速3~5キロで、これは人間が心地よく眠くなる速度だという。

寝転がる人は独自に調整した加速度と足元から感じる風により「飛行浮遊感」を得られ、「空飛ぶじゅうたん」で眠りに落ちる感覚を味わえるとアピールする。

非常時には、東京から遠隔操作で誘導することもできる。

江戸時代の畳を修復して再利用

「ただの畳」に使われる2枚の畳は、栃木県内の家屋から譲り受けた推定200年以上の江戸時代の畳と、京都の平安神宮に敷いてあったもの。栃木県佐野市にある創業180年の梅澤畳工業と、京都市にある創業150年の藤井畳店の職人の手で修復・改修された。

出典元:株式会社ゴールデンフィールドプレスリリース

江戸時代の畳 出典元:株式会社ゴールデンフィールドプレスリリース

出典元:株式会社ゴールデンフィールドプレスリリース

平安神宮の畳 出典元:株式会社ゴールデンフィールドプレスリリース

今春までに「悟空のきもち 旅する畳店」として営業開始を予定。現在は1台だが、営業開始までに3~5台の運用を目指す。場所は私有地や自治体と交渉中という。

ゴールデンフィールド社は発表で「江戸時代から来たこの畳は、子供が夢みた睡眠とあわせ、自動運転時代の幕開けの一端を担います」とコメントしている。

Posted: |Updated:

Text by Ericolatte

Ranking

All Categorys Ranking総合ランキング