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ふるさと納税を“本来の社会貢献”に!前橋市と北上市が福祉活動に役立てるプロジェクトを開始

出典元:株式会社トラストバンクプレスリリース

出典元:株式会社トラストバンクプレスリリース

群馬県前橋市と岩手県北上(きたかみ)市は2月18日、株式会社トラストバンク(東京都目黒区)と連携し、自分ではない他の誰かのためのふるさと納税返礼品「思いやり型返礼品」を全国に普及させるためのプロジェクト「きふと、」を立ち上げた。

「きふと、」立ち上げの背景

従来のふるさと納税は、応援したい自治体にふるさと納税というかたちで寄付をすることで、その土地の名産品などといったお得な返礼品を受け取ることができることで人気を集めた。

しかしながら、その“お得感”にのみ関心が集まってしまい、ふるさと納税の趣旨に沿わない寄付が多くなってしまったというのが実情だ。

そこで前橋市と北上市は、ふるさと納税の本来の趣旨である「社会貢献」に着目。

2017年に前橋市が、自分ではなく、他の誰かのために返戻品を選び、それを通じて社会貢献が実現するという新しいかたちの「思いやり型返礼品」の取り組みを開始し、それに賛同した北上市も2018年から開始。

このたび、思いやり型返礼品を全国に広めるためのプロジェクト「きふと、」を立ち上げた。

出典元:株式会社トラストバンクプレスリリース

出典元:株式会社トラストバンクプレスリリース

ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営するトラストバンク社と連携することで、ふるさとチョイスに「思いやり型返礼品」というカテゴリーが設けられた。今後は他の自治体も巻き込み、普及に向けて前進していく予定だ。

思いやり型返礼品とは

「思いやり型返礼品」は、自分以外の誰かの役に立つ返礼品のこと。

ふるさと納税の返礼品を、従来のかたちから「思いやり型返礼品」へシフトすることで、その土地の障がい者福祉施設、職業訓練学校、そしてNPO法人などを、直接的または間接的に支援することができる。

タイプは支援型、寄贈型(あしなが型)、協賛型、参加型の4つに分けられる。

支援型は、障がい者支援施設などで作られた製品などを返礼品として選択することで、施設やそこで働く人々を支援することができるもの。

寄贈型(あしなが型)は、困っている人のニーズに合わせて、商品やサービスをプレゼントするもの。施設への車椅子寄贈などが挙げられる。

協賛型は、地域で活躍するNPO法人やコミュニティ活動団体などへの協賛金。

参加型は、困っている人々を直接手助けする体験イベントへの参加だ。

ふるさと納税を通じた新しい社会貢献のかたちが登場したことで、今後全国で、「誰かのために」という思いで寄付先の自治体を選ぶ納税者が増えていくことが期待されている。

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Text by Ericolatte

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