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【取材】11年前に巨大キャベツを収穫した9歳少女が再び注目を集めるわけ

Katieさんより提供

Katieさんより提供

2008年に9歳の女の子が巨大キャベツを育てて収穫したことにより始まった彼女の取り組みが、最近また注目を浴びている。

きっかけは巨大キャベツ

当時9歳だったアメリカ在住の女の子の名前はKatie Stagliano。

学校から持ち帰ったキャベツの苗を自宅の庭に植えたところ、キャベツは日に日に大きくなり、ついに40ポンド(約18キロ)の巨大キャベツとなった。

出典:Katie's Krops公式サイト

出典:Katie’s Krops公式サイト

そのキャベツをどうしようか家族と一緒に考えた結果、Katieさんは地元の無料食堂へ寄付することを決めた。

その食堂は、生活に困った人々へ無料で食事を提供している施設。この経験は彼女の園芸に対する興味に加えて、「飢えに苦しんでいる人のために何かしたい」という想いをより一層強くすることとなったのだ。

9歳だった彼女はアメリカの「飢え」という問題を解決するべく、行動を起こした。

“Katie’s Krops”の誕生

Katieさんは“Katie’s Krops”という団体を立ち上げ、一つの菜園と数人のボランティアから活動を開始した。

ボランティアの人たちと協力して育てた野菜は、飢餓救済プログラムや癌センター、そして困っている家庭へ直接届けられた。

現在は、アメリカ国内に100カ所の菜園を所有する大きな団体へと成長したKatie’s Krops。ボランティアは全て若者で、幼い子どもたちも、志を一つにして今日も畑を耕している。

2018年には、3万8342ポンド(約17トン)の収穫物がアメリカ中に届けられたという。

定期的に開催されている Katie’s Krops Dinnersというイベントでは、訪れた人は誰でも無料で温かい食事の提供を受けることができる。

出典:Katie's Krops公式サイト

出典:Katie’s Krops公式サイト

奨学金プログラムでの優勝

さらにKatie さんは2018年、アメリカの大手食品会社General Millsが運営する奨学金プログラムで優勝し、Katie’s Kropsのさらなる発展のために、5万ドル(約554万円)を手にした。


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同プログラムでは、食へのアクセスが閉ざされてしまう人たちを救い、飢えの問題を解決するためのアイデアを、若者を対象にして募っている。

集まったアイデアの中から優秀なものが選ばれ、その応募者にアイデアを形に移すための奨学金を支給するというものだ。

今回、2019年度のGeneral Mills奨学金プログラムの募集〆切が近いということで、Katie’s Kropsの取り組みが改めて海外メディアに取り上げられ、紹介された。

夢を追い続けて

IRORIOはKatieさんを取材し、彼女の今の心境などを尋ねた。

―Katie’s Kropsの事業は全て寄付金により運営されているのですか?

そうです、全て寄付により行っています。

「子どもたちが、飢えを終わらせるための力になれる」と信じ、寄付をしてくださる人たちに感謝しています。

―これまでに直面した最も困難な出来事を教えていただけますか。

具体的な出来事というより、いつも感じている困難は「時間」です。

やりたいこと、やらなければならないことをこなすため、とにかく時間がいくらあっても足りないのです。

もし自分で「時間」を育てることができたら、自分の人生は完璧なのに!と思います。

―Katieさんの夢は何ですか?

私の夢は、健やかな飢えの終息を育てることです。

世界中の子どもたちは、自分たちの住む地域で、ポジティブな変化を創造することができます。

土を耕し、一つの種から、故郷の困っている人たちへ届けることができる贈り物を育てることができます。

新鮮で健康的な食べ物を、飢えに苦しんでいる人々に提供している子どもたちを、私はいつでも応援しています。

限られた時間の中で、今日も自分の夢を叶えるために活動を続けるKatieさん。

野菜のように、「時間」も育てられたら・・・という彼女の発想はとても斬新だが、その一言に彼女の志が集約されているのではないだろうか。

※画像は全て、Katieさんの許可を得て掲載しています。

Posted: |Updated:

Text by Ericolatte

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