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陸地が沈んだらどこに住む?国連人間居住計画の会合で披露された土地不足を解消するアイデア

BIG - Bjarke Ingels Group/Facebook

BIG - Bjarke Ingels Group/Facebook

人間が住む土地を生む斬新なアイデアが話題を呼んでいる。

海上浮遊都市の構想

このアイデアが発表されたのは、先日開催された、国連人間居住計画(UN-Habitat)の「持続可能な浮遊都市」構想に関する会合だ。

地球温暖化などの影響により海面が上昇し、これまであった土地が沈んでしまい、私たちの住むところが段々に減ってしまうという懸念から生まれた。

この会合でデンマークの建築事務所「Bjarke Ingels Group」(BIG)が考案、発表したのは、海に浮かぶ近代的な浮遊都市の具体的なアイデアだ。

浮遊都市は、珊瑚礁の発育を活性化させる素材を使って海底に固定された、六角形の島で成り立っている。

ここでは1万人の住人が、再生可能エネルギーや農業などを駆使して、自給自足で暮らすという設定となっている。

商業施設、教育施設、医療施設、娯楽などが揃っているうえに、嵐などにも耐性があり、汚染水や廃棄物の処理もこの島で完結させる構想だ。

現実的な選択肢

一見、夢のような話に聞こえるかもしれないが、近年、各国で都市化が進み、地価の上昇も進むなか、人々が安心して安全に暮らすことのできる現実的な選択肢として世界中で注目を浴びているという。

しかも、これは世界の富裕層のためのプロジェクトではない。

海上浮遊都市は、決して高価な住居地ではなく、むしろ都市部の土地高騰問題への対処策という意味合いも含む構想のため、すべての人がこの都市に住むことができるようにすることが重要だとされている。

実現化には課題も残るが、近い将来、海上浮遊都市に暮らす光景が当たり前になるかもしれない。

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Text by Ericolatte

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