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豪の航空会社が機内で発生するゴミをゼロにした方法とは?

イメージ写真/Adobe Stock

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飛行機の中で食事をし、飲み物を飲み、スナックを食べて過ごしていると、気が付くと手元にたくさんのゴミが溜まっているという人も、少なくないのではないだろうか。

CAが巡回してゴミを回収してくれるわけだが、そもそも飛行機の機内で生み出されるゴミの量は計り知れない。

そういった状況を受け、オーストラリアのカンタス航空は2019年5月、機内のゴミをゼロにする取り組みを試験的に行った。

機内ゴミを皆無に

同社はその結果、通常であれば1便あたりおよそ70ポンド(約31.8キロ)機内ゴミが生まれてしまうところを、全くゴミの出ない便にすることに成功したという。

一体どのようにして、そんなことが可能になったのだろうか?

乗客は一切飲み食いを禁止されてしまったのだろうか?

肥料に生まれ変わる素材を使用

海外メディアによると、乗客の飲食を禁止にしたわけでも、ゴミを各自で持ち帰るように規則を作ったわけでもない。

機内で通常使用している容器を、肥料に生まれ変わることができる素材のものへ変更したのだ。

機内食用の容器はサトウキビから出来た容器へ。

フォークとナイフはでんぷん科作物から出来た製品へ。

コップはすべて、紙製のものへ。

これらの製品は使用後は単なるゴミではなく、すべて肥料へと生まれ変わることができる。機内で使用したプラスチック製品や紙製のものはすべて回収され、リサイクルされたという。

このような取り組みにはコストがかかり、搭乗料金の値上げが気になるところ。しかし、同社によれば、この取り組みのための値上げは行っていないということだ。

今回は試験的な取り組みということで、対象となった便も限定的ではあるが、今後こういった取り組みが広まり、機内ゴミゼロという状況が、当たり前という日がやってくるかもしれない。

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Text by Ericolatte

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