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取り壊し予定の村に残った最後の老人、方針を変えさせた明るい抵抗運動が話題

資料写真=2017年7月19日撮影
出典元:asiastock/Shutterstock

資料写真=2017年7月19日撮影 出典元:asiastock/Shutterstock

台湾にある一つの村に住む老人が起こした、奇跡のようなストーリーが話題を呼んでいる。

村が撤去の危機に

10年ほど昔、当時86歳だったhuang Yung-fu氏が暮らす村は、台湾当局によって取り壊されようとしており、その土地には近代的なアパートが建設される予定だった。

彼は中国本土で生まれ、戦争を経験して台湾に逃げてきた。

この村は当時の彼がその場しのぎで作った村だったのだが、いつしか彼らにとって本当のホームとなっていったという。

資料写真=2019年3月29日撮影pedphoto36pm / Shutterstock.com

Huang Yung-fu氏 資料写真=2019年3月29日撮影 出典元:pedphoto36pm / Shutterstock.com

しかし、村人はだんだんと減っていき、ついに彼は村に住む最後の住人となってしまった。

そして撤去の知らせが届いたわけだが、特別なホームが消滅してしまうという危機を、どうにかしたいという一心で、彼はある行動に出たのだった。

村をカラフルに

彼はまず、自分の住む平屋に小さい鳥を描いた。

そして、猫、鳥、人間…村中の空き家に、絵を描き続けたのだ。村は段々とカラフルに彩られていった。

資料写真=2017年7月19日撮影 出典元:asiastock/Shutterstock

資料写真=2017年7月19日撮影 出典元:asiastock/Shutterstock

2010年、色鮮やかに変身したこの村を訪れたとある地元の大学生が、彼に協力するようになった。

大学生は村の写真を撮影し、村を救うための資金集めキャンペーンを始めたのだ。

この出来事は瞬く間に世間に知れ渡り、Huang Yung-fu氏は「Rainbow Grandpa(虹のおじいちゃん)」と呼ばれるようになった。

資料写真=2017年7月19日撮影 出典元:asiastock/Shutterstock

資料写真=2017年7月19日撮影 出典元:asiastock/Shutterstock

こうして有名になったカラフルな村には、毎年100万人以上の観光客が訪れるようになり、村は生き残ることができたのだ。

現在、97歳の虹のおじいちゃんは、今でもここで暮らしているという。

虹のおじいちゃんが村を救ったというストーリーは国外メディアでも紹介され、奇跡のようなストーリーに世界中を温かい気持ちさせてくれている。

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Text by Ericolatte

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