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小学生から大学生まで「卒業までに10本の植樹」を義務付ける法案がフィリピンで可決

イメージ写真/Adobe Stock

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フィリピンでこのほど、史上まれなる法案が可決され、話題を呼んでいる。

学生による植林義務

5月15日に可決されたのは、地球環境保護を目的とした、「Graduation Legacy for the Environment Act(環境法令のための卒業伝承物)」という法案。

小学校から大学に通う全学生において、卒業までに1人あたり10本の木を植林することが義務付けられたのだ。

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毎年1億7500万の植林

不法な木材切り出しにより、森林の30%を失ってしまったと言われるフィリピン。

この法案が実行されれば、毎年1億7500万の新しい樹木が生徒たちの手により植林される計算になるという。

そのうちの10%の樹木が生き残れば、およそ30年間で5億2500万の新しい樹木が生い茂るという未来が実現する。

植林の場所については、森、マングローブ、保護地、都市部、廃棄となった採鉱地、そして先住民が暮らす領域、どこでも可という内容だ。

植林を慈善事業に頼るのではなく、教育活動に組み込んで法律として定めることで、確実な森林の再建が期待できそうだ。

フィリピンの今後の植林状況に、引き続き注目したい。

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Text by Ericolatte

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