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ゴミで教育費を払う!ナイジェリアで始まった画期的なプロジェクトが話題

イメージ写真/Adobe Stock

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ナイジェリア連邦共和国の旧首都・ラゴスで始まった、ゴミ問題と教育問題を一度に解決すべく始まった、ある取り組みが話題を呼んでいる。

深刻なゴミ問題と教育問題

ラゴスにあるAjegunle地区は、国内でも最も人口が多いスラムのひとつだ。

ここは安全な水が不足しており、道に積み上げられているゴミの影響で衛生環境も悪い。

そして、貧しい住民は、子どもを学校に通わせる経済力がないという問題も顕著だ。

これらの問題を一気に解決すべく、African Clean Up InitiativeおよびWeCyclersという2つの団体が立ち上げたプロジェクトがある。

廃棄物で教育費の支払いを

「Recycle Pay Project(リサイクル支払い事業)」と名付けられたこのプロジェクトでは、Ajegunle地区にあるMorit国際学校に通う子どもの教育費の一部を、お金ではなくプラスチック廃棄物で支払うことができるという画期的な取り組みを実現した。

親は、ペットボトル容器などのプラスチック廃棄物を施設に持っていき、そこで廃棄物の重さを計測。その重量をもとに換金し、それを学校に支払う教育費に充てることができるというシステムだ。

海外メディアによると、集まった廃棄物については、リサイクル業者が月に2回収集に来るという。

そして、このプロジェクトがスタートしてから、教育費の支払い遅延が減ったとの報告もあるようだ。

街を汚す傾向にある廃棄物が確実に収集されるという利点に加え、家庭の教育費における経済的支援にも繋がるという、一石二鳥とも言えるこの取り組みは、海外メディアでも広く取り上げられ、注目を浴びている。

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Text by Ericolatte

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