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ベトナムの消費者、急速な都市化と購買力の向上で健康関連品・高価格品に関心高まる。ニールセン調べ

出典:ニールセンカンパニー合同会社プレスリリース

出典:ニールセンカンパニー合同会社プレスリリース

市場調査やデータ分析等を行うニールセン・カンパニー合同会社(東京都港区)は9月4日、ベトナム市場に関する最新情報を求める日本企業が急増したことを受け、同国に関する流通の概要や消費者の傾向などを調査した。

同国は急速な都市化と購買力の向上により、今後さらなる成長が期待できるという結論に至ったという。

東南アジアで最も高い成長率

ベトナム統計局によると、近年のベトナム市場は東南アジアの中でも、インドネシアやマレーシアを抜いて、最も成長率が高いという。

注目すべき点は、総人口9,600万のうち郊外地域に住む6,200万人の購買力だ。彼らの月当たりの所得は急速な都市化により、2011年の40米ドルから2016年には80米ドルと倍増。2020年には140米ドルに達すると予測されている。

経済発展に伴い、消費者は健康関連製品や高価格品への関心を高めている。健康や利便性を優先させて、少々高額なものでも購入したいという人が増えているようだ。

出典:ニールセンカンパニー合同会社プレスリリース

出典:ニールセンカンパニー合同会社プレスリリース

モダン・トレードも拡大中

ベトナムの市場には、大型店舗やコンビニなどといった近代的小売業態「モダン・トレード」と、小規模の小売店などの伝統的小売業態「トラディショナル・トレード」が混在している。

現在のベトナムではまだ後者が主流だが、前者も急速に拡大中だという。

同社によれば、2017年から2018年のトラディショナル・トレード成長率が5%であったのに対し、モダン・トレードは14%だった。

同社はこの状況について、「ベトナム市場進出に際しては、目的、市場のニーズ、カテゴリ特性に合致した流通戦略が不可欠」とし、今後に向けてオンライン戦略も練っておく必要があると述べている。

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Text by Ericolatte

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