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島根が大好きな神戸の高校生が「ばたでん」活性化イベントを企画

提供:坂東さん

提供:坂東さん

島根県のふるさと親善大使「遣島使(けんとうし)」である兵庫県神戸市在住の高校生・坂東優毅さんが10月1日、島根県のローカル線「ばたでん」を応援するノートリレーイベントを企画し、参加者の募集をTwitter上で始めた。

ローカル鉄道「ばたでん」

遣島使は、島根県が県外で活躍する県出身者や島根のPRに意欲的な「島根ファン」を指名しており、2019年2月時点で約760人に委嘱している。

「ばたでん」とは、松江市と出雲市をつなぐローカル鉄道・一畑電車のことだ。

もともとは出雲市小境町にある一畑薬師への参拝客を輸送するため建設された路線。現在は松江城や出雲大社への移動手段として多くの観光客が利用しているほか、地元の人々からも親しまれているという。

出典:島根県プレスリリース

出典:島根県プレスリリース

ばたでん活性化のアイデアノート

今回「ばたでん」を応援しようと企画されたノートリレーイベントは、伊勢神宮最寄りの近鉄宇治山田駅(三重県伊勢市)から、出雲大社最寄りの出雲大社前駅の区間を参加者が交代で乗り継ぎ、各自が「ばたでん」活性化のアイデアなどを綴ったノートをつないでいくイベントだ。

出発は11月16日、到着は11月24日の予定。最終地点の出雲大社前駅で、駅長にノートを贈呈するという。

全国版のノートリレーイベントを手掛けてきたハンドルネーム「鉄道乗蔵」氏や、西日本豪雨被災地の復興を願うノートリレーイベントを開催している「旅情鉄路」氏も協力する。

企画者の坂東さんに詳しい話を聞いた。

校内でも島根PR

坂東さんは現在、最年少の「遣島使」として活動する高校生だ。

小学2年の時に初めて島根を訪ね、人々の優しさに衝撃を受けて好きになった。その後にも島根を何度も訪ねるうちに、島根愛が徐々に大きくなっていったという。

提供:坂東さん

中央が坂東さん、右が島根県知事、左が坂東さん友人の三浦さん(提供:坂東さん)

─どのようにして遣島使になったのですか? 遣島使としての活動履歴と併せて教えてください。

3月に島根の観光PR方法について県庁広報部にメールで問い合わせました。

メールを何度かしていったうちに、私の島根愛が県庁に伝わったそうで、遣島使に委嘱されました。

そして、8月には遣島使として学校などで行っていた島根県の観光PR活動内容を県知事に報告しました。

─校内ではどのようなPR活動をされているのですか?

中学時代は学年お楽しみ会で、島根県の観光マスコットキャラクター「しまねっこ」を招いて島根の観光PRをしました。

高校では文化祭で島根のCM放映や、図書委員の展示スペースをハイジャックして島根の観光パンフレット等の展示を行いました。

普段から島根の魅力発信に努めています。

提供:坂東さん

提供:坂東さん

ばたでんの利用促進を目指し

今回のノートリレーイベント企画は、坂東さんがTwitter内で日頃から仲良くしているというハンドルネーム「旅情鉄路」さんとの会話の中で、どこからともなく上がってきたアイデアなのだという。

─なぜローカル線「ばたでん」だったのですか?坂東さんにとって、その魅力とは?

ばたでんは「THE島根」だからです。

ばたでんの良さをみんなに知ってもらって、ばたでんを持続可能なものにしたいからです。島根の人々の優しさそのものを表しているのです。

提供:坂東さん

提供:坂東さん

─リレーのルートはどのようにして決めたのですか?

出雲大社は昔の日本を守っていた「大国主命」が祭られており、伊勢神宮には今の日本を守っている「天照大神」が祭られています。なのでその二つを結ぼうと考えたからです。

また、伊勢は「日の昇る聖地伊勢」、出雲は「日の沈む聖地出雲」としてそれぞれ日本遺産にも指定されており、縁を感じました。

ルートは一番便利な区間を採用しました。

提供:坂東さん

提供:坂東さん

─最後に「遣島使」として今後の展望を教えてください。

遣島使としてこれからも、鉄道だけでなく県そのものの魅力を発信していきたいです。

島根県の魅力を全国の、世界中の人々に知ってもらい島根に来てもらい、魅力を知ってもらい、そして島根に住んでみようと思ってもらえるように魅力を発信したいです。

坂東さんは「このイベントを通じて、一畑電車や沿線地域の魅力を多くの人に知ってほしい。そしてノートに記載されたアイデアが、一畑電車の利用促進にもつながってほしい」としている。

同イベントの参加者の募集は、イベント公式ツイッターアカウント@susume_batadenへのダイレクトメールで受け付けている。締め切りは2019年10月10日。

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Text by Ericolatte

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