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使い終わった容器を捨てずに返却するリサイクルシステムが話題。2020年に東京でも展開予定

イメージ写真/Adobe Stock

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昨今、プラスチックによる環境汚染問題が叫ばれており、プラスチック代替製品の開発や土に還る原材料の活用など、世界中でその問題解決に向けて意識が高まってきている。

そんな中、アメリカのニュージャージー州を拠点とする企業「TerraCycle」が運営するリサイクルシステムが話題を呼んでいる。

廃棄物ゼロを目指し

同社は、これまでリサイクルができないと思われていたものもリサイクルの対象とし、「廃棄物ゼロ」のシステム化に取り組んでいる。

このシステムは「LOOP」と呼ばれ、各種海外メディアも紹介するなど注目を集めている。

▼「TerraCycle」CEOのTom Szaky氏

その方法は、至ってシンプルだ。

消費者は製品購入の際、それぞれの容器やパッケージにデポジット金を支払う。製品を使用し終わると、空の容器をLOOP専用バッグに入れて返送する。受け取った製造企業は、その容器をきれいにしてまた中身を入れて販売するのだ。

消費者が容器を壊したり紛失したりしない限り、デポジット金は戻ってくるシステムとなっている。

同社はこのようにして、なんと回収した廃棄物の97%をリサイクルしているのだという。

洗剤、シャンプー、カミソリ、そして世界的にも有名なあのハーゲンダッツ・アイスクリームも、このリサイクルシステムを導入している。

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海外メディアによれば、現在、このシステムはフランスの一部地域とアメリカの東海岸で展開し、1万人以上が利用しているという。注文数も増加しており、リピーターも多いようだ。2020年には英ロンドン、米トロント、そして東京でも展開する予定という。

「使った容器は捨てずに返却」が、今後新しいスタンダードになる日が来るかもしれない。

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Text by Ericolatte

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