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星が降りそそぐ!満天の星空を撮影した幻想的な写真アートに心が震える

Taisei Uchida

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「2015年自分が選ぶ今年の4枚」としてTwitterに投稿した写真アート作品が、幻想的で心が震えるほど美しいと話題を呼んでいる。

まるでハイパースペースのよう?

この星空アート作品を制作したのは内田 大成さん(@U_dainari)。

ツイートには「震えるほど美しい」、「鳥肌が立った!」、「スターウォーズのハイパースペースかと思いました」といったコメントが寄せられている。

Taisei Uchida

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こちらの作品は、2015年1月に内田さんの自宅から車で2分ほどの群馬県安中市で撮影し制作されたもの。

中心の星から放射状に降りそそぐ満天の星々の光の中で、すっと空へと伸びていく樹木の佇んでいる姿が印象的。

内田さんが「2015年自分が選ぶ今年の4枚」として発表した作品は、すべて半月から満月の時期の夜に“月の光が地上風景を照らしたところ”を撮影。また月が沈んでから星を撮影しているとのこと。

人生を変えるくらいの衝撃が

カメラで撮影した星空や風景の写真を合成やレタッチなどの画像編集し、“星空アート”として作品を作り上げている内田さん。

Taisei Uchida

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今回は彼に、写真を撮影する際に気をつけていることや画像編集などについて伺ってみた。

―星空アート作品を作成し始めたキッカケは?

2013年の5月頃、友達が眠っていた一眼レフカメラがあるというので「(貸して)くれ」と言ったら、すんなり借してくれました。

最初は花や風景など色々撮っていました。11月に初めて星を撮ってみたのですが、これが全然うまく撮影できなくて。

Taisei Uchida

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それで基本的な星の撮影の仕方から作例まで、片っ端からネットを漁りました。

そうしている内に、オーストラリア在住のLincoln Harrison氏のホームページにたどり着きました。人生を変えるくらいの衝撃を受けましたね。

こんな作品を作ってみたいと強く思い、真似事から始まったのが“星空アート”の原点です。

Taisei Uchida

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準備段階ですべてが決まる

―星空を撮影される際に工夫していることやコツは?

撮影にはあまりコツなどありませんが、できるだけイメージに近づくように焦らず粘ることでしょうか。

私の作品は長いときには10時間以上の露光時間を必要とするので、準備段階ですべてが決まります。

Taisei Uchida

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何時間も悩み、カメラや周辺機器の設定を何度も確認して、初めて撮影が始まります。

時間や気持ちに余裕がないときは大抵うまくいかないので、焦って撮影の本番を行うことはしません。

またロケハン(ロケーション・ハンティング)を行ったり、他の人の作品を見るなどして、次の作品のイメージの種を育てることを心掛けています。

Taisei Uchida

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試行錯誤を繰り返して突破口を

―画像編集の技術はどのようにして習得を?

独学です。元々、画像編集はGIMPなどすべてフリーソフトでやっていて、「無料でどこまでできるか」を突き詰めるのが密かな楽しみでした。

しかし画像の処理速度や加工の精度などに限界を感じて、2015年の5月にPhotoshop(アドビシステムズ株式会社の画像・写真編集アプリケーション)を導入しました。

Taisei Uchida

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基本的な知識に関してはネットに載っている情報を拾い集めていますが、作品のイメージが固まってくると自分に何が足りないのかがわかってきます。

そういう壁にぶつかったときは、自分で試行錯誤を繰り返して突破口を見つけます。

細かいピクセルまで面倒をみる

―画像を編集する時に、特に気を使っていることは?

自分自身の作品なので、“なるべく細かいピクセルまで面倒をみる”ことです。特に画像を合成するときには重要ですね。

Taisei Uchida

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適当に合成するなら誰でも真似できてしまうし、“クソコラ”とかも言われたくないので。

必要なことなら何日もかかけて、コツコツと作業をします。

常にアンテナを張り巡らせて

―作品制作のインスピレーションはどこから?

普段の生活や車での移動中、他の方々の作品を見ているときなどでしょうか。

目に入った情報やアイデアが“星空アート”の作品と繋がるように、常にアンテナを張り巡らせています。

Taisei Uchida

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なるべく多くの情報を取り入れられれば作品の幅が広がっていくと思うので、普段から視野を広げるように心掛けています。

星の光が降ってくるという発想が

―今まで撮影した写真でいちばん気に入っている写真は?

2015年8月に群馬県富岡市丹生湖近くのひまわり畑で撮影した“ひまわりの作品”でしょうか。

この作品は“星の光が降ってくる”という発想から、自分で考え出した加工なので思い入れがありますね。

実はこちら作品の星空は、この“ひまわり畑”を撮影したのとは別の日に、別の場所(長野県霧ヶ峰)で撮影した画像を使っています。

今年の4月から5月にかけて初めて個展を開催したのですが、そこでもひまわりの作品がいちばん人気でした。

Twitter/Taisei Uchida

Twitter/Taisei Uchida

自分にしかできない形で群馬の良さを

撮影で長いときには10時間以上の露光時間を必要とし、何日もかかけてじっくりと丁寧に“星空アート”作品を制作する内田さん。

今後は「地元である群馬の良さをもっと知るために、各市町村を回りそれぞれの場所で作品を制作したい」と思っているそう。

Taisei Uchida

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また「群馬の良さを自分にしかできない形でアピールしたい」という。

そして個展やグループ展などを開催しながら、「次の作品の発想の芽を育てていきたい」とのこと。

Taisei Uchida

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内田さんの写真が気になる方は、ぜひTwitterアカウントをフォローしてみてはいかがだろうか。

Photoshopで画像編集をしている内田さんの動画はこちらから▼

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Text by 沢海 輝

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