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結婚後に職場で「新しい姓を使う」女性は8割との調査、理由は「通例だから」が最多

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結婚後に職場で新しい姓を使う「新姓派」と、そのままの姓を使う「旧姓派」について調査結果が発表されました。

約8割の既婚女性が「職場で新しい姓を使っている」

労働の研究機関であるランスタッド・リサーチインスティテュート(RRI)が「結婚後の職場での姓(苗字)使用に関する調査」の結果を発表しました。

「結婚して姓が変わり、職場でもその姓を使っている」と回答したのは、既婚男性は5%に対し、既婚女性は77.4%という結果に。

理由として最も多かったのは「それが通例であると思うから(46.2%)」でした。

また、既婚女性で「結婚して姓が変わったが、職場では旧姓を使っている」という回答は6.7%。

こちらは「業務上姓を変えるのが大変だから(50.9%)」という理由が半数でした。

「相手が旧姓を使用」賛成派が多数

一方、夫や妻が職場で旧姓を使うことについてどう思うかを既婚の男女に聞いたところ、「どちらでもよい/わからない」と回答した人の割合は全体で56.0% 。

さらに、妻が職場で旧姓を使用することに対し「賛成」と回答した既婚男性の割合は29.2%に対し、「反対」と回答した人の割合は13.0%で、賛成する意見が多いという結果になりました。

新姓派は「それが通例」、旧姓派は「手続きが大変」

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旧姓派の意見としては「旧姓のままでないと不便だと感じるから(48.1%)」「結婚後の姓に変える手続きが面倒そうだから(35.1%)」。

新姓派は「夫婦で同性にするのが通例だと思うから(67.0%)」でした。

姓が変わる当事者とその相手である夫や妻の意見は共通して、新姓派は「そういうものだから」、旧姓派は「手続きが面倒」という理由が多い結果になりました。

未婚女性の新姓派は3割。旧姓派が増える傾向に?

一方、未婚女性の意見では「姓は変わるが職場では結婚前の姓を使い続ける」旧姓派は22.2%。「姓が変わり、職場でもその姓を使うようになる」新姓派は30.9%と、その差はわずかでした。

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こちらも新姓派の理由として「姓を変えるのが通例だと思うから(52.8%)」「夫の姓を使いたいから(42.5%)」が最多。

旧姓派も「業務上姓を変えるのが大変そうだから(60.5%)」、姓を変える手続きが面倒そうだから(42.1%)」など、既婚者の回答と大差はありませんでした。

医療、金融、公務など旧姓使用が認められていない業界も

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「あなたの現在の職場で、結婚後の旧姓(結婚前の苗字)の使用は認められていますか?」という質問について、旧姓を使い続けることを、規則として認められていないという回答が1割強ありました。

反して「認められている」と回答した人の割合は49.6%、「わからない」と回答した人の割合は38.6%。

旧姓使用が認められている割合が低い業種は、1位が「医療、福祉」、2位が「金融業、保険業」、3位が「公務」でした。

旧姓使用が認められている割合が高い業種は1位が「卸売業、小売業」、2位が「教育学習支援業」、3位が「情報通信業」なのだそうです。

旧姓派には「今までのキャリアを継続したい」24.6%

RRIの所長である中山悟朗氏はこのようにコメントしています。

職場で旧姓を使い続ける女性の24.6%がその理由として「今までのキャリアを継続したい」と回答。ビジネスに限らず様々な場面で婚前と同一人物として見られない状況が起きていることが想像できます。

未婚女性では「婚姻後も旧姓を使用する」の回答が約2割、「姓は変わらない」と合わせると3割を超えて新姓派を上回り、女性を中心に意識が変わりつつあることがうかがえます。

近年、戸籍上でも夫婦別姓を選択できるように国に求める流れが活発になっています。将来的には、結婚しても姓が変わらなくても当たり前という意識が社会に定着するかもしれません。

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