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夏の暑さを乗り越えるための食事のポイントを栄養のプロに聞いた

イメージ/Fotolia

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今年の夏は「酷暑」と予想されているそうです。外気温が上昇するにしたがって、冷房の効いた室内の気温差にも体力をとられ、疲れてしまいますよね。

そこで、株式会社明治の管理栄養士/公認スポーツ栄養士の高梨麗さんに、夏の暑さを乗り越えるための食事のポイントをうかがいました。

バランスのよい食生活を

基本の食事は、1.主食、2.おかず、3.野菜、4.果物、5.牛乳・乳製品。

それぞれの分類の中から、1品ずつ摂るようにするのが理想的です。

そうすることで、夏の暑さを乗りこえるための栄養素(炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル)を確保することができます。

体調などにも合わせた食品を選ぼう

好みはもちろんですが、体調に合わせながら食品を選んでいくこともおすすめです。

疲れが気になる場合:ビタミンB1が豊富な豚肉や、甘酸っぱい柑橘系の果物

熱中症対策として:水分保持作用に優れているミルクプロテインが含まれている牛乳・乳製品

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夏の食事に取り入れると良いメニュー

夏場の食事は、のどごしがよく食べやすい物に偏りがち。冷たい物や飲み物でお腹がいっぱいになることもしばしばみられます。

そんな栄養不足を防ぐために、「具」が入っているメニューを選ぶように意識しましょう。

具だくさんなおすすめメニュー
・卵やハム・きゅうり・トマトなどがのっている「冷やし中華」
・肉やにんじん・キャベツが麺と一緒に食べられる「焼きそば」
・果物とヨーグルトも一緒にした「フルーツヨーグルト」や「果物と野菜のジュース」

1皿で栄養が集まっていると、見た目も良いので食欲をそそります。

また、カレー粉やとうがらし、しょうがなど辛味を使ったメニューも食欲を増進します。

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水分の“がぶ飲み”による食欲の減退にも注意!

水分の摂り方でも、夏場の食欲に影響があります。

暑いからといって飲み物をがぶ飲みしてしまうと、胃の中は半分以上水分で満たされることで食欲がなくなり、充分な栄養が摂れないことから夏バテになる可能性が高くなってしまいます。

がぶ飲みではなく「コップ一杯」をこまめに摂ろう

日ごろからのどが渇く前にコップ1杯程度の水分をこまめにとることを意識しましょう。

夏場は食事の見直しと同時に、水分のとり方も見直しすることをおすすめします。

食事量や栄養のバランスを意識することが夏バテ防止の第一歩

夏場は気温上昇などの環境変化により自律神経のバランスが崩れ、消化液の分泌が低下することで自然に食欲も落ちてしまいがちです。

摂りやすい炭水化物や水分ばかりに偏り、カラダに必要なたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素が十分に取れない状況に、知らず知らずのうちに陥ってしまうことも。

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 栄養不足になると体力が落ちていき夏バテになる可能性が高くなるので、急激に暑くなる時期には、食事量や栄養バランスをいつもより意識する習慣をつけましょう。

海や山、BBQや旅行、帰省など楽しいことがたくさんある夏。

いつもより早い梅雨明けや、酷暑にも負けない強いカラダづくりをこころがけて、夏を楽しみましょう。

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