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新しく引っ越してきた隣人は、30年前に生き別れた姉だった!

Facebook@Hillary Harris

Facebook@Hillary Harris

毎分毎秒、この地球上のどこかで様々な人生の日常から様々なドラマが生まれる。

しかし、これほどまでに映画のようなインパクトがある実話は珍しい。

2017年8月、ウィスコンシン州で暮らすHirally Harrisonさんにその奇跡のドラマは不意に起きた。

実父母捜しから思いがけない事実

Hirallyさんは生まれて間もなく兄と新しい家庭の養子となったが、養父母の元で幸せに育った。

やがて結婚後愛娘を授かり、自身が親になって改めての生みの親に会いたいという想いが募り始める。

そして実の親を捜し始めると、思わぬ事実が浮上した。

養子縁組の過去の記録から、実父が9年前に他界していた悲しい事実のほか、なんと異母姉の存在を初めて知ったのだ。

そこにあった姉に関する明確な情報は3つ。

同州のGreenwoodという町で育ち、その町のトウモロコシの収穫祭で開催されたコンテストでクイーンに選ばれたこと。

そして名前が「Dawn Johnson」ということだけだった。

まだ見ぬ姉に会いたい。その一心でSNSなどで捜索を試みたが、手掛かりひとつにもたどり着けずにいた。

気になる新しい隣人

姉の存在を知ってから7年の月日が経ち、Harrison家の隣に新しくカップルが越してきた。

私道を共有する2軒からは、互いの玄関や庭先がよく見えるほどの距離。

カップルの女性は50歳くらいで、あまり近所付き合いが得意ではなさそうな印象。近過ぎる隣人同士の交流はあいさつ程度ですぐには深まることもなかった。

夫のLanceさんは、新しい隣人との日々のあいさつや会話から分かったことをHillaryさんに告げた。

カップルはGreenwoodから越してきて、女性の名はDawnであると。

Hillaryさんは直感に駆られたが、積極的にアプローチもできずもやもやしていた。

最初はすぐに思ったわ。私の姉さんじゃないかって。

でも夫と2人でできすぎた偶然だって笑い飛ばしていたの。

そして2カ月後、Hillaryさんの直感が確信へと変わる日がやってきた。

夢にまで見た再会の時

Dawnさん宅に屋根を新しく張り替えるための資材が配達され、庭先でそれたまたま見かけたHillaryさんは息を飲んだ。

資材を梱包したシートにある苗字が書かれていた。なんと「Johnson」の文字が!

間違いない…!と確信するも、直接会ってその事実を確認する勇気が出なかった。

興奮と不安が入りまじったHillaryさんはその晩、外出していたDawnさんの携帯へのメッセージで切り出してみることにした。

過去に収穫祭のコンテストで優勝したことがあるか聞いてみると、そうね、あったわ、という返信。

いよいよ最後の切り札であるのは彼女の父の名前を尋ねてみた。するとDawnさんからすぐに返信が。

そこに書かれていたのはHillaryの実父と姓名一文字違わぬ同じ名前だったのだ。

Hillaryさんは震えが止まらぬほどの喜びで満ち溢れた。

Dawnさんたちが新居を決めるまで訪れた物件数は20件以上。

奇しくもこの地域の約6万8000世帯の中で、Greenwoodから100キロも離れたHillaryさんの隣の家を選んだとは。

私たちがシェアしていたのはこの私道だけではなかったのね。

父親まで共通だったなんて…!

同じく別の家庭で養子として育ったDawnさんは、18歳で初めて実父との対面を果たした際に小さな異母弟妹がいることを知った。

しかし、それから30年後、まさかその妹の隣の家に越してきたとは夢にも思っていなかった。

偶然ではない、運命が自分たちを導いたと信じてやまない姉妹は、空白の30年間を埋めるように深く慈しみ合い、隣人から血のつながった本当の家族になった。

あなたの捜す人はすぐそばに

運命の日から約1年が過ぎ、姉妹はこの奇跡の再会を同じ境遇の人々への励みにしたいと思った。

地元の放送局に自らの体験談を紹介され、その奇跡のドラマは世界中へ広まった。

再会をあきらめないで欲しい。

そして恥ずかしがらずお隣さんをもっと知ってみて。

もしかしたら、あなたが捜し続けている家族かもしれない。

HillaryさんとDawnさんのコメントは経験から説得力に満ちたメッセージだ。

幸せながらも平凡な人生にさらなる幸せが注がれたと2人は今でも、そしてずっとこれからも実の家族の絆で結ばれたすばらしい隣人同士であり続ける。

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Text by inomeiko

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