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“ルワンダ虐殺”から20年。当時5歳だった少女からのメッセージ

公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

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ルワンダ虐殺の発生から、今年の4月6日で20年が経過した。この節目の年にセーブ・ザ・チルドレンでは虐殺を生き延びた1人の女性の現在を紹介している。

当時5歳だった彼女に何が起こったのか、あれから20年が経ち、彼女は何を思っているのか……。

ルワンダ虐殺とは

1994年4月6日にルワンダ大統領が暗殺されたことから始まった大虐殺。フツ族によりツチ族が殺され、さらには同じフツ族の穏健派も殺害された。

はっきりとした犠牲者数は明らかではないが、100日間の間にルワンダ全人口の10~20%に当たる人々が虐殺されたと言われている。

詳しくは映画『ルワンダの涙』や『ホテル・ルワンダ』に描かれている。

虐殺制圧後には報復を恐れたフツ族の多くが難民となって国外へ脱出。難民キャンプで伝染病が蔓延し、多くの命が失われる結果となった。

当時5歳だった少女からのメッセージ

当時5歳だったグロリオーサさんは、現在25歳。大学に通う学生だ。

セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

当時離れ離れになった家族を探すために、ポラロイド写真が撮影された(上記写真左)。

彼女は当時を振り返り、こう語る。

このポラロイド写真が撮影された時、私はまだすべては上手くいくと思っていました、両親はどこかで生きていて、再会して幸せな人生を送れるのだと無邪気に信じていたのです

そして彼女は現在の国際社会に対し、「あの頃私が経験したような状況下で今を生きている子どもたちを救ってくれるようお願いします。子どもたちは、自分ではどうすることもできない状況の被害者なのですから」と、メッセージを送った。

20年前に彼女と同じように、家族を探すためにカメラを向けられた子供たちは、8000人にも昇ったと言う。

ルワンダの現在

ルワンダでは現在、公共の場で民族の違いを論じる事も違法とされ、再び民族対立が起こらないような法整備がされている。

また、国民が平和を願った結果、女性政治家が増えたという。

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Text by JPN Manatee

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