日本から遠く離れたシカゴの地で、日本人シェフがサムライ魂を見せつけた。
武装した強盗が来店「金をよこせ」
12月30日の午後7:20。ミワ・テツジ氏が勤めるレストラン”Kamakura”に、武装した強盗が現れた。そして17歳のレジ担当者に拳銃を向け、「金をよこせ。レジを開けろ」と要求。その時、ミワ氏が動いた。
包丁で強盗を撃退
レジ担当者の顔に恐怖が浮かぶのを見たミワ氏は、包丁を手に犯人に近づき、犯人の肩に手をまわした。包丁を見た犯人は店から逃走。
犯人にとって最悪なことに、ここで事件は終わらなかった。
逃げた強盗を捕まえ、「俺に包丁を使わせるな」
逃げた強盗を、包丁を手にしたミワ氏と数人の同僚が追いかけ、地面に組み伏せた。そしてミワ氏は犯人に、「Don’t make me use this.(俺に包丁を使わせるな)」と言ったという。
そしてアシスタント・マネージャーの Joe Pendzialek氏が、持ってきたイスで犯人を殴り、御用となった。
捕まった23歳の犯人は、加重強盗未遂と脅迫、加重暴行未遂の罪で告発されている。
「高価な包丁なので使いたくなかった」
犯人逮捕の立役者であるミワ氏は、事件を振り返りChicago Tribune紙にこう語っている。「高価な包丁なので痛めたくなかったし、使いたくなかった」
満足度80%を誇るレストラン
事件の舞台となったKamakuraは、Yelpやトリップアドバイザーなどの口コミサイトで軒並み満足度80%を超える人気店だ。

Yelp/Thomas K.
「寿司ネタがシカゴで最も新鮮」、「シェフもみんなフレンドリーだ」など、食事だけではなくサービス面でも満足度は高い。