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たったひとりの野球部員は元不登校児-9人の助っ人との夏が終わる

Facebook/文理開成高校

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たいていの人にはたった一度しか訪れない、高校3年生の夏。この夏を特別なものにした高校生たちがいる。

野球部員は”ひとりだけ”

文理開成高等学校(千葉県鴨川市)の野球部員はたったひとりだけ。中学1年生の2学期から不登校になった経験のある高橋空聖(ひろき)君だ。

未経験ながらも野球部に入部したのは、「自分を変えたい」と思ったからだという。ただし、他に部員はなく、廃部の危機に陥っていた。

9人の助っ人が集まった

高橋君にとって最後の大会に出場するため、角田佳昭監督(28)とともに一緒に野球をしてくれる仲間を募ったという。未経験者を含めた9人の助っ人が集まったのは、6月上旬のことだった。

全体練習ができたのは5回だけ。さらに大会前日まで、野球道具はそろわなかったという。

7月11日、最初で最後の試合

そして挑んだ、第97回全国高等学校野球選手権千葉大会1回戦。相手は小見川高等学校だ。

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結果は19対5の5回コールド負け。2回までは拮抗した試合を見せていたものの、気持ちが緩んだのか、3回裏で大量失点となった。

“最強の助っ人”が2打席連続ホームラン

この試合で活躍したのは黒川英充君。4回表でソロホームラン、5回表で満塁ホームランを放ち、5点を獲得した。文理開成高校では野球部に属していなかったものの、根っからの野球少年だという。

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敗退とはなったものの、最後まであきらめない試合展開を見せ、高橋君の顔には笑顔が浮かんでいた。

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Text by JPN Manatee

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