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2人に1人が保有―“ゲイ遺伝子”に関する最新研究に驚きの声

flickr/Wally Gobetz

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米ジョージア州にあるIlia State Universityが、4月12日に学術誌「Archives of Sexual Behaviour」上で発表した論文が話題になっている。

どうして人類の長い歴史で淘汰されなかったのかなど、男性のホモセクシャルやバイセクシャルを引き起こす通称“ゲイ遺伝子”について研究した結果をまとめたものだ。

ゲイ遺伝子が人類から消えない理由を求めた

生態学者のGeorgi Chaladze氏が計算モデルを使って導いた結論によると、人類の半分がゲイ遺伝子を保有しているそうだ。

Georgi Chaladze氏は以前の研究で、「ヘテロセクシャルが子どもを持つ確率は、ホモセクシャルの5倍」だと発表している。

ではなぜ子孫を残す割合が低いのにもかかわらず、ホモセクシャルを引き起こす遺伝子は人類に受け継がれているのだろうか。

ゲイ遺伝子を持つ女性は子孫を残しやすい傾向

ゲイ遺伝子を保有しているのは、人類の半分にも上る。つまり、ゲイ遺伝子を持つ女性や、ゲイ遺伝子を持っているがヘテロセクシャルである男性が存在しており、彼らが遺伝子を子孫に受け継いでいるのだ。

特にホモセクシャルの男性が家族にいる女性は、子孫を多く残す傾向にあるという。

Chaladze氏の計算が正しいのであれば、たとえ文化的・政治的な背景が異なっても、「低いが安定した発生率」でホモセクシャルの人口は今後も維持され続けそうだ。

また、「ゲイ遺伝子を持つヘテロセクシャルの男性は、ホモセクシャルな行為に興味を持つことがあるかもしれない」と、Chaladze氏はコメントしている。

ゲイ遺伝子の存在自体に疑問の声も

このニュースを報じたDaily Mailのコメント欄には、ゲイとストレートの両方から「ジョークだろ?」との声が上がっている。

また、ツイッター上でニュースへの反応を検索してみると、ゲイ遺伝子の存在自体を否定しているものもある。

今回の研究でもゲイ遺伝子の特定には至っていないので、この結果はひとつの可能性としてとらえた方がよさそうだ。

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