2013年には1000万人、2016年には2400万人を超えた訪日客。彼らの目を通して、改めて日本を知る機会も多くなってきた。
Instagramで約5万のフォロワーを持つ写真家のDavid Sarkさんは、豪シドニーから日本にやってきた訪日客のひとりだ。彼は自身のInstagramに次々と日本の写真をアップしているのだが、思いがけない写真に多くの「いいね!」が寄せられている。
7000件以上のいいね!が付いた1枚
9月27日までに投稿された66枚の写真の中で、一番多くの「いいね!」を集めた写真がこちらだ。
観光地ではなく、東京メトロ新宿駅の入り口を映したこの写真。「人混みを外れた、新宿でのひと時」とのコメントともに投稿された。
この写真は、9月5日に投稿されると、3週間ほどで7300件近くのいいね!がつけられた。
他の写真につけられたいいね!の数は、ほとんどが1000~4000件ほど。いかに多くの人がこの写真に惹かれたかが、数字から伝わってくる。
いいね!を集めた写真の数々
66枚の写真のうち、いいね!の数トップ10の残りの写真がこちらだ。
▼「こまごましてる!」
▼「東京にあった、クレイジーな階段」
▼「日本での時間は早く過ぎた」
▼滋賀の白鬚(しらひげ)神社の湖中鳥居
▼「路地ではいつも何かが起こっている」
▼「日本の自動販売機が恋しい」
▼広島の宮島にて
▼京都で撮影した写真。「日本の美学が好きだ」とのこと
▼バーが並ぶ路地を歩く芸者さん
日本の風景を幻想的に映し出した写真の数々。
彼のような視点で見れば、歩き慣れた街も新鮮に見えるかもしれない。