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コメディライターが語る「うつへのアドバイス」が大きな反響生む

danharmon/Twitter

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米オレゴン州で暮らすTwitterユーザーの@chojurohさんは、8歳の頃からうつ病と向き合っている女性だ。

彼女がふと思い立って送ったツイートが、大きな反響を生むきっかけになった。

「気持ちは本物だけれど現実じゃない」

彼女がメッセージを送った相手は、ダン・ハーモン氏。第3シーズンが終わったばかりの大人向けコメディアニメ、「リック・アンド・モーティ」の制作者だ。

送った内容は「うつ病との付き合い方について、何かアドバイスしてくれる?」というもの。コメディ作家には似つかわしくない質問だ。もちろん返信が来る確証もない。

しかし、ハーモン氏は彼女のツイートに答えてくれたのだ。しかも4つのツイートで。

その答えがこちらだ。

まずひとつは、起こっていることを認めて受け入れるんだ。自覚こそすべてだ。気分がよくなくてはいけないってプレッシャーを、自分たちにかけすぎているよね。

気分が盛り上がらなくってもいいんだ。それは君が得意なことなのかもしれないしね! 発信するんだ。秘密にしてはいけないよ。帽子やジャケットのように、手にしておくんだ。君の感じていることは本物だよ

そして二つ目は、何度でも何度でも自分に言い聞かせようとするんだ。その気持ちは本物だけど、現実ではないってね。

例えば、自分には価値がないって思うとするだろ。その気持ちは本物。大切な感情だ。そう感じているのは真実だよ。でも…人生に価値があるかどうか? そんなの自分たちではわからないよ。事実と気持ちは、等しいけれど異なるんだ。

あなたに伝えられる最も大切なことは、お願いだからひとりでは立ち向かわないでってこと。

気持ちを外に吐き出すってことには、すさまじくて奇跡的なマジックがあるんだ。「死にたい」って紙に書いて燃やすだけでも、ひとりで考えているのよりもいいものだよ。外に出すってことは、魔法みたいなものだ。

暗い考えは頭の中でこだまするし、真実を歪めて悪化させるんだ。口に出す(または匿名の日記やブログ、スケッチブックに書く)と、そんな考えは消え去るんだ。

奴らはまた戻ってくるけれど、君は追い出さなくちゃいけない。爆発させて、タップしてやるんだ。君がそんなことをしたくないっていうのはわかるよ。でもやってみるんだ

お礼の言葉が寄せられた

ハーモン氏の4つのツイートは、11月28日に投稿されると、1週間もたたないうちに合計2万回以上リツイートされ、5万8000件近い「いいね」を集めた。

また、メンションには「書いてくれてありがとう」「これが今の私にどれだけ必要だったか」「一瞬で救われた」「涙が流れた」などのコメントが多数寄せられている。

ハーモン氏のツイートは、もちろん@chojurohの心を動かした。「とんでもなくありがとうって言葉以外、なんて言ったらいいかわからない」と返信している。セラピストの言葉よりも、彼女の心を楽にしてくれたそうだ。

もともと彼女はハーモン氏のポットキャスト「Harmon Town」を視聴しているファンなのだという。そのポットキャストの中で、ハーモン氏がセラピストに通っていると話していたことが、今回のツイートのきっかけとなった。

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