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給食だけが頼りの貧しい子供のため、寒波で休校の日にランチを配った母親

イメージ画像/Shutterstock

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子供の頃、台風や大雪などで学校が休みになる連絡を少しワクワクしながら待っていた人も少なくないのではないだろう。

しかし、世の中には1日の食事を給食に頼っている生徒たちもいる。

1月3日に休校の連絡を受けたひとりの母親を動かしたのは、そんな生徒たちの存在だった。

寒波の影響で休校に

米オハイオ州で不動産業を営むエイミー・プライスさん(41)は、4人の子を持つ母親でもある。

1月3日に8年生の息子が通う学校から受けた連絡は、「寒さのため金曜日まで休校」というもの。その地域にはコートや手袋などが買えない貧しい家庭も多く、通学は危険だと判断されたのだ。

そうした貧しい家庭は、給食費が無料または減額されており、1日の食事を給食に頼っていることも多い。

エイミーさんの頭に浮かんだのは、そんな貧しい家庭の子供たちのことだった。

Facebookで呼びかけた

エイミーさんは自身のFacebookでこう呼びかけた。

もしロレインに住んでいて、子供の食事を給食に頼っているのなら連絡をください。うちの社員が食事を届けます。

この投稿は1月10日までに500件以上もシェアされており、エイミーさんの元には子供の親や近所の人から20件ほどの連絡が寄せられたそうだ。

エイミーさんはその情報を元に、チーズバーガーやポテト、缶詰、リンゴなどの食料を100人以上の子供たちの元へと届けた。

中には子供がひとりで留守番をしていた家もあったが、後ほど家族からお礼の連絡がきたという。

社員やボランティアに協力をしてもらったものの、個人で助けが必要なすべての子供に食事を提供するには限界がある。

その日の夜、エイミーさんは「誰かが受け継いでくれますように」と、自身のFacebookに投稿した。

地域を動かす結果に

そんな彼女の願いは、地域の住民に受け継がれ、叶えられることとなった。翌日の2日間で、さらに100件近くのランチが届けられたという。

やろうとしたことは「ちょっとしたこと」だと、エイミーさんはコメントしている。彼女の「ちょっとしたこと」は、地域には助けを必要としている家庭がたくさんあることを大勢に知らせる結果となった。

エイミーさんの元にはお金や食料の寄付の申し出や、助けを求める声が寄せられており、子供たちのための活動を今後も継続したいと考えているそうだ。

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