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見知らぬ人が買ってくれた誕生日ケーキ。その理由が切ない

Shhwaggy_T/Twitter

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誕生日は祝われる本人だけではなく、成長を見守ってきた親にとってもめでたい日だ。もし楽しみにしてきた我が子の成長が見られなくなってしまったら、その日をどんな気持ちで過ごすのだろうか。

アメリカには、娘を失ってからも他人に笑顔を送ることで、誕生日を祝い続けている人物がいる。

そんな人物から笑顔を贈られたJauregui一家のツイートがこちらだ。

今日は妹の誕生日。ケーキを受け取りに行ったら、すでに誰かが料金を支払い、メッセージカードを残していったんだ。僕たち一家は言葉を失ったよ。McKennaのお母さん、ありがとう。そしてMcKenna、誕生日おめでとう。世の中にはまだ善い行いが残っているんだな。

9ヵ月でこの世を去った女の子

なぜケーキの代金を支払ったのかは、残されていたカードに書かれていた。

料金を支払ったのは、McKennaちゃんのお母さん。McKennaちゃんは2007年の12月27日に生まれ、2008年9月27日にこの世を去った女の子だ。

ケーキを買ってもらったJauregui一家との面識はない。

娘の誕生日になると、お母さんは見知らぬ子の誕生日ケーキを代わりに支払っているのだという。その理由は「娘にはケーキを買えないから」。

「今日は娘の10回目の誕生日。お願いだから今日を楽しんでね」との言葉で、カードは終わっていた。

このツイートは12月28日にTwitterに投稿されると、1週間ほどで6万1000件を超えるリツイートと、20万9000件近くの「いいね」を集めている。

カインドネス・プロジェクト

コメント欄には思わず涙してしまった人や、同じく家族を失ったという人々から「いいアイディアだ」という声が寄せられている。

見知らぬ他人をサプライズで喜ばせる。実はこれは、MISS Foundationと言う基金が勧めているカインドネス・プロジェクトだ。

同基金では子供を失った家族をサポートする活動を行っており、悲しみを癒す方法として、「子供の名前で誰かを喜ばせる」ことを推奨している。

1996年に設立された基金では、現在までに100万件以上のカインドネス・プロジェクトが、遺族の手で行われたそうだ。

9ヵ月でこの世を去ったMcKennaちゃんの名前は、Jauregui一家や多くの人の記憶に刻まれたことだろう。

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